「寝取られ」の版間の差分

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{{性的}}
'''寝取られ'''(ねとられ)とは、自分の[[恋人]]や[[配偶者]]などの自分が愛する人が、自分以外と性的関係になることである。
略称として、[[NTR]]と表記されることも多く、インターネットの掲示板[[「2ちゃんねる」]]等では、「寝取られ」という単語よりも、[[NTR]]と表記される方がメジャーである。また、寝取られる趣向を好まない者が、寝取られ愛好者を「寝取られ厨」や、「NTR厨」と[[卑下]]して、表現する事もある。
 
== 概要 ==
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寝取られの主な種類
 
寝取られには、いろいろなシチュエーションがあり、主な寝取られには8パターンあるとされる{{要出典}}
 
#[[母親]]寝取られ
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#[[片思い]]の気になるあの娘寝取られ
 
上記の状況以外にも、広義的には状況に興奮する性的嗜好、その嗜好を持つ人、その嗜好と関係の深い表現物や文化なども指す。後述する[[鹿島茂]]や[[亀山早苗]]らの著書によると、このような嗜好を持つのは[[男性]]が多いという
 
この言葉が、1つのカテゴリーやジャンルを表わすようになったのは[[アダルトゲーム]]が最初と言われる。ゲーム用語で自分が攻略する目的の[[キャラクター]]が第三者と[[肉体関係]]になることが「寝取られ」と称されたのが発端らしい。また、このようなシチュエーションを嗜好する人や事象を「寝取られ属性」と称する他、ゲームや漫画などの[[仮想現実]]ではなく実際の性生活においてこのような嗜好を持つ人を「'''寝取られ[[マゾヒズム|マゾ]]'''」と称する。
 
欧米にも寝取られ傾向の人は多く、この嗜好を満たすポルノグラフィや[[インターネット]]サイトが多く存在する。また、「マゾ」の語源で有名な小説家の[[レーオポルト・フォン・ザッハー=マゾッホ]]も、自分の妻に姦通を行わせて性的快楽と興奮を得ていたことから、寝取られもマゾの一要素と見ることができる
対象が母や姉妹、片想いなどの場合、寝取られと表現するのは本来なら不適切だが、性的嗜好としての寝取られの場合、対象として含まれる(もちろん個人の嗜好にもよる)。また、夫や恋人がいないキャラクター(あるいは恋愛ゲームなどで攻略対象にならないキャラクター)であっても、思い入れが強ければ便宜上(プレイヤー視点で)寝取られと表現することもある。
 
日本語に外来語として定着している「寝取られ男」を表す語に、フランス語の「コキュ」 (cocue) がある。フランスはコキュ文化の国とされ、寝取られ男を描いた文学や演劇などが多く存在する{{要出典}}。鹿島茂によると、フランス語には「寝取られ男」を表わす言葉が下記のように3種類あるという。そのような微妙な言い分け方があること自体、フランスの寝取られ文化の豊饒さを表わしていると言えよう{{要出典}}
アダルトゲームでの発祥後、[[成人向け漫画]]や[[アダルトビデオ]]などの18禁作品全般でも使われるようになった。また、18禁作品のような性的描写を用いることが不可能な一般向けな作品でも、ヒロイン級のキャラクターが主人公の元を離れて別の男と付き合う事象については、寝取られと称する場合もある。
 
最初に記述していたように、[[ローマ字]]表記をもじり、「'''N'''e'''T'''o'''R'''are」から「NTR」と略される場合があるが、逆の立場から見た表現である「寝取り」も「'''N'''e'''T'''o'''R'''i」から同じく「NTR」と略すこともある。従って、単に「NTR」と表記した場合には第三者の観点も含めた総称と受け止められることもあるので、注意が必要である。
 
多くの人がそうであるように寝取られの傾向を持つ人もまた、配偶者や恋人が他の異性と交わることについては精神的苦痛を持つことが多い。ただし、その精神的苦痛自体や自分の大事な人が他の異性と交わることに対して性的興奮を感じるのが、寝取られ傾向を持っていない人との違いである。アダルトゲームで寝取られを主軸にした作品においても、主人公となる人物は妻や恋人を寝取られる側の人であり、彼女らの淫らな姿を何らかの形で見せ付けられるというところに要点を置くものが多いが、逆に主人公(男性)が人妻や他人の恋人を寝取る作品もある。
 
現実の寝取られでは妻を[[スワッピング (性行為)|スワッピング]]に誘って他者と性交させたり、あるいは男性の友人や知人に頼んで自分の妻や恋人と性交に至らせる、ということが多いようである。
 
欧米にも寝取られ傾向の人は多く、この嗜好を満たすポルノグラフィや[[インターネット]]サイトが多く存在する。また、「マゾ」の語源で有名な小説家の[[レーオポルト・フォン・ザッハー=マゾッホ]]も、自分の妻に姦通を行わせて性的快楽と興奮を得ていたことから、寝取られもマゾの一要素と見ることができる。
 
日本語に外来語として定着している「寝取られ男」を表す語に、フランス語の「コキュ」 (cocue) がある。フランスはコキュ文化の国とされ、寝取られ男を描いた文学や演劇などが多く存在する。鹿島茂によると、フランス語には「寝取られ男」を表わす言葉が下記のように3種類あるという。そのような微妙な言い分け方があること自体、フランスの寝取られ文化の豊饒さを表わしていると言えよう。
# コキュ - 浮気されていることを知らない。
# コルナール - 浮気されて、激怒している。
# コルネット - 浮気されていることを知っていても、泰然自若としている。
 
英語では ''cuckold'' が寝取られ男を表す語であり、寝取られマゾ的傾向そのものやそういう嗜好のポルノグラフィを表す場合もある。この語はカタカナ表記するなら、「カックルド」「カッコウルド」などが適当で、「カッコルド」「カッコールド」などと表記されることもある。また、浮気性の妻のことを ''hot wife'' というが、これも「寝取られ」と訳しうる。
 
欧米では「角」は寝取られ男の象徴とされており、女性が右足首に[[アンクレット]]を付けるのは、「夫公認(または夫推奨)の浮気妻」の目印とされている{{要出典}}
 
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