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'''トーマス・エルロイ・オーバーハイム'''(''Thomas Elroy Oberheim'' )は一般に'''トム・オーバーハイム'''(''Tom Oberheim'' )として知られるアメリカ合衆国のエンジニア、発明家である。
 
[[1936年]][[7月7日]] - カンザス州マンハッタンにて生まれた。10歳のクリスマスに電動モーターキットを買ってもらい技術と電気に興味を持つようになった。1954年秋カンザス州立大学電子工学部に入学し音楽や物理を学んだ。卒業後はコンピューターエンジニアとして働きながら音楽家である友人ドン・エリスの依頼でアンプを製作、さらに製作したリング・モジュレーターが評判を呼び、マエストロ'''Maestro'''というブランドで製品化された{{誰|誰が製品化したか、主語を明確にして下さい。}}。特にヒットしたのは[[フェイザー (音響機器)|フェイズ・シフター]]であり、3万台生産された。{{要出典|この段落の記述は出典が不明です。情報源をご存知の方は出典の明記にご協力下さい。}}
 
[[1971年]][[アープ (電子楽器メーカー)|アープ]]のディーラーとしてシンセサイザー販売を短期間経験した後、その経験、知識とマエストロMaestroエフェクターの収益で[[1973年]]に[[オーバーハイム・エレクトロニクス]]を設立した。世界[[1974年]] [[w:en:E-mu Systems|E-mu Systems]]からポリフォニック技術のライセンスを受け<ref>{{cite web |title=The History Of Emu Systems |url=https://www.media.mit.edu/resenv/classes/MAS963/history/emu.html |publisher=[[MITメディアラボ]] |accessdate=2009-11-08 }}</ref>、[[1975年]]に一体型[[ポリフォニックシンセサイザー]]の一つを開発し <ref>1937年に最初期のポリフォニックシンセサイザー(全鍵盤発音方式およびキーアサイン方式)が相次いで開発された。1971年頃LSI技術によるディジタル楽器を製品化た[[ロックウェル・インターナショナル|ロックウェル]]/アーレン・オルガンは、ディジタル楽器全般の基本技術独占を狙って、[[ポリフォニックシンセサイザー#キーアサイン方式|キーボードのディジタル・スキャン回路]]を含む包括的な独占特許を出願した(1970年代後半に一部無効判定済み)。一方 E-mu Systemsは、1974年に独自のキーボード・スキャン回路を開発し、モジュラー形式のポリフォニック・シンセサイザーを発売した。<br/>{{cite web |title=E-MU Systems - Vintage X Pro Vol.2. synthesizers - Instrument Descriptions |url=http://www.emu.com/products/product.asp?category=237&subcategory=258&product=11081&nav=introduction |publisher=[[w:en:E-mu Systems|E-mu Systems]] |accessdate=2009-11-08 }}<br/>1974年のOberheim 4-voice/2-voiceの[[ポリフォニックシンセサイザー#キーアサイン方式|キーアサイン技術]]も、先行したE-mu Systemsの技術ライセンスによる。<br/>なお1975年には</ref>、[[MIDI]]規格の策定にも参画するなどした実績から「シンセサイザーの生みの親」と呼ばれるようになったが{{要出典}}、オーバーハイム・エレクトロニクスは顧問弁護士に乗っ取られ、追い出される形で退社した{{要出典}}
 
[[1987年]]マリオン・システムズMarion Systems <ref>マリオンは娘の名前に由来する。</ref>を設立、[[AKAI professional]]の12bitサンプラーS900を16bitにアップグレードするキットやMPCシリーズのSCSIボードなどを製作した後、アナログ8ボイスシンセモジュール'''MSR-2'''を製作している。
 
[[1999年]]シーサウンドSeasoundを設立している。
 
== 脚注 ==