「張載」の版間の差分

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== 思想 ==
 
張載は『易』『中庸』に依拠し、万物の生成を陰陽二気の集散によって説明し、「[[太虚]]」をその本体とした。太虚は無形であり、気は有形だがこの両者は一物両体、太虚即気という緊密な関係にあるという気一元の哲学を樹立した。太虚と気による二元論は[[周敦頤]]より発展しているが、「太虚」説は宋学の主流とはならなかった。ただし、[[王陽明]]や日本の[[大塩中斎]]には大きな影響を与えている。
 
人間性を「気質の性」と「天地の性」の両面から考えることを提唱し、道徳の淵源は''太虚=天地の性''にあると説き、気質を浄化して天地の性に帰ることを勧めた。「心が性と情を統べる」という見解は、後の[[朱熹]]によって二程にも勝るとされている。個人修養と社会生活における「礼」の重要性を強調し、仏・道の二教を排斥し儒教の独立性を明確にしようと努めた。
 
主著として『正蒙』『西銘』『東銘』『経学理窟』『易説』などのほか若干の詩文と語録があり、『張氏全書』に一括して収められている。
 
 
== 参考 ==
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