「レダと白鳥」の版間の差分

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ギリシア神話では、レダは、[[カストール]]と[[ポリュデウケース]](ポルックス)の[[ディオスクーロイ]]の双生児、後に[[ミュケーナイ]]王[[アガメムノーン]]の妃となった[[クリュタイムネーストラー]]、[[トロイア戦争]]の発端の一つとなった<!-- 原因となった // 原因はヘレネーにあるのではなく、神々のあいだの相互嫉妬や争い、人間のなかの嫉妬や争いにある。-->絶世の美女[[ヘレネー]]の母である。一説では、カストールとクリュタイムネーストラーは人間の夫テュンダレオースの子で、ポリュデウケースとヘレネーは神であるセウスの子だとされるが、これには色々な説がある<!-- そして夫であるテュンダレオースの子で英雄の[[カストール]]、後に[[ミュケーナイ]]王[[アガメムノーン]]の妃となった[[クリュタイムネーストラー]]とともに、ゼウスの子である[[トロイア戦争]]の原因となった絶世の美女[[ヘレネー|ヘレネ]]、英雄[[ポリュデウケース|ポリュデウケス]]も産んだとされている--><ref>ヘレネは義憤の女神[[ネメシス]]の娘とされるなど、神話のヴァージョンによる異説あり。</ref>。
 
このモチーフは古代ローマ時代の大規模な作品ではあまり見られず、彫刻ではティモセオス ([[:en:Timotheos|en:Timotheos]]) の立像彫刻が有名な程度で<ref name="bull">Malcolm Bull, ''The Mirror of the Gods, How Renaissance Artists Rediscovered the Pagan Gods'', Oxford UP, 2005, ISBN 1001952192360195219236</ref><ref>Bull p. 167. See External links for examples</ref>、他には[[カメオ]]、宝石、指輪、[[テラコッタ]]・オイル・ランプなどの小さな装飾に用いられている。古代ローマの詩人[[オウィディウス]]や作家フルゲンティウス ([[:en:Fabius Planciades Fulgentius|en:Fabius Planciades Fulgentius]]) の作品によって、中世ヨーロッパでレダと白鳥のエピソードはよく知られており、イタリア[[ルネサンス]]期の古典的官能表現とともに広く取り上げられるモチーフとなった。多くの芸術家が独自の『レダと白鳥』を描いており、詩人の[[ウィリアム・バトラー・イェイツ|イェイツ]]も『レダと白鳥』という詩を書いている。
 
== 性愛描写 ==