「ボールインプレイ」の版間の差分

'''ボールインプレイ'''とは、野球の試合でプレイが進行中の時間を指す。ボールインプレイでは、全てのプレイが有効である。[[公認野球規則]]5章に、このページの内容は基づいている。

野球の試合時間は2つに大別されている。、ボールインプレイと[[ボールデッド]]の2つに明確に区分されている。この区分は野球特有のものであり、[[野球盤]]には無い概念である。球審のが「プレイ」のを宣告によって、前者のすればボールインプレイは開始となり、[[審判員 (野球)|審判員]]が「タイム」を宣告するか、もしくはルールにより宣告がなくてもタイム宣告と同じ状態となるまでインプレイが継続される<ref>公認野球規則5.02</ref>。

ボールインプレイであれば、何時でも進塁を走者は試みて構わない。その一方、塁間の長さは27.4mで、塁を離れている間に走者の身体に野手が[[触球]]するとその走者はアウトになる（幾つか例外は有る）。また、走者の走塁速度と野手の送球速度を比較すると、遥かに野手の送球速度の方が速い。従って、内野手（ここでは投手と捕手を含める）がボールを所持している時に進塁を試み塁を離れると、容易に触球されてアウトになる可能性が高く危険である。

打反則を犯していない走者がアウトによなる打撃以外のは、野手にも触球されたときである。したがって攻撃側は、内野手がボールを所持できていない時間を多く確保すれば、走者が生じアウトになる場合危険性を低くすることができ、得点につなが有る。例えもっともわかりやすい方法の1つは、打者が投球を遠くに打ち返すことである。打球が内野を離れ、遠方に離れている時間が長ければ長いほど、走者はその時間を利して進塁を試みることができる。打者による打撃以外にも、[[暴投]]，や[[捕逸]]，、悪送球，、[[野手選択守備等]]などが考え起こり、走者や内野手の手からボールが遠くに離れることがある。勿論、この時間を利して走者は進塁を試みて構わない。その一方守備側では、このような進塁を最小限に止めるように努める。