「江戸時代」の版間の差分

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;キリスト教
豊臣秀吉による[[伴天連追放令]]の流れを受け、[[キリスト教]]は江戸時代のほとんどを通じて徹底した取締りを受けた。江戸時代初期は交易国であった[[イギリス]]や[[ポルトガル]]などからもキリスト教が伝えられたため、禁止令も徹底されなかった。しかし鎖国政策を進めるにつれてキリスト教の弾圧が激化、特に[[1622年]][[9月10日]]に[[長崎]]西坂で多数の[[キリシタン]]が処刑された事件は「[[元和の大殉教]]」として知られる。さらに三代将軍[[徳川家光]]は、封建制度の確立、キリシタンの禁止、[[鎖国]]を三大政策として確立した。このためキリスト教徒は体制を脅かす存在として殉教か、棄教へ追い込まれた。[[1637年]]におきた[[島原の乱]]の終結後は全国においてキリシタン取締りが徹底され、[[寺請制度]]などキリスト教徒を摘発するシステムが確立された。わずかに残ったキリスト教徒は[[隠れキリシタン]]として幕末まで信仰を存続した。江戸末期の[[1865年]]にはこの信徒たちがフランス人宣教師に信仰を告白して世界的ニュースとなった。
 
== 人物 ==