「イグルー」の版間の差分

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[[ファイル:Igloo scheme.png|thumb|270px|横から見た断面図<br />1.主屋 2.通路と貯蔵庫 3.窓 4.換気穴]]
[[ファイル:EskimoIglooDrawing.jpeg|thumb|270px|主屋を描いた[[イラストレーション|イラスト]]]]
 
;エスキモー諸民族のイヌクティトゥット語における3つの形態の家
[[カナダ]]や[[アメリカ合衆国|アメリカ]]などに住む[[エスキモー]]諸民族([[イヌイット]]、[[ユピック]]、[[イヌピアト]]、[[カラーリット]]などが含まれる)はイグルーと呼ばれる家に住むが、夏用の[[アザラシ]]や[[セイウチ]]の革を利用した[[テント]]と、冬用の半地下または[[石垣|組石造]]の外壁で作られ、[[屋根]]には板や[[皮革|革]]を張り、その上に[[土]]・[[芝土]]・[[苔]]などで[[wikt:覆|覆い]]、[[防寒]]対策の[[前室]]を供えた住居がある。
 
[[木]]などの[[植物]]が育たない地域で暮らしていることが多いので、これらの住居の[[骨組]]として、[[柱]]や[[梁 (建築)|梁]]に[[流木]]や「[[鯨骨|鯨の骨]]」が利用されている。ちなみに、イグルーという名称で馴染み深い、圧雪を[[ブロック]]状に切り出し積み上げた丸い[[ドーム]]の家は、カナダのイヌイットだけが作る「[[狩猟]]の旅先での仮の住居(避難施設)」である。
 
;エスキモー諸民族の現在の家
現在では、近代的な、防寒対策の施された壁式木造住宅(北米を中心とした[[2×4工法]]など)に住み、伝統的な狩猟も日々の糧や収入を得るために行っているが、そのほとんどが、[[ジェットスキー]]を使った短期的な漁や猟であるため、圧雪ブロックを使った仮住まいも狩猟先で、作ることは少なくなったといわれる。