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[[ファイル:Victoria peak.jpg|thumb|240px|[[香港]]の[[ビクトリア・ハーバー]]]]
'''泊地'''(はくち、harbor/anchorage)は、[[港湾]]において[[船|船舶]]を[[停泊]]させる水域のこと。小型船舶用の係留場所停泊水域は'''船溜'''(ふなだまり)ともいう。[[中古日本語|古語]]では'''泊'''(とまり)ともいう。
 
== 概要 ==
泊地は、[[港湾]]施設]]のうち[[水域施設]]の一つであり、船舶が安全に[[航路]]から出入りし停泊するために設定された水面のことである。寄港した船舶を[[岸壁]]に係留して、安全に[[荷役]]作業を行ったり、[[旅客]]が快適に乗下船したりするためには、泊地は海象条件の良い静穏な水域に、十分な面積と水深とをもって確保しなければならない。また、海底の地質は[[錨]]がかかりやすいことが望ましい。
 
周囲を陸地に囲まれた[[内海]]や[[湾]]で、これらの条件を自然のうちに満たす場所は「天然の良港」とも形容される。近代以前、天然の泊地を持つ都市は[[港湾都市]]、[[商業都市]]として繁栄した。[[金角湾]]に面していた[[コンスタンティノープル]]([[イスタンブール]])、[[ビクトリア・ハーバー]]に面していた[[香港]]などが例としてあげられる。[[日本]]では[[東京湾]]、[[大阪湾]]などが泊地の条件を満たしており、[[横浜市|横浜]]、[[神戸市|神戸]]という港湾都市が発達した。
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