「肩固め」の版間の差分

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'''肩固'''(かたがため)は、格闘技の寝技柔道で使用される抑え込みの技である。上になった状態から、相手の首と片腕を自分の両腕で捕らえ肩ごと床に固めることで抑え込みが成立する。又、その状態から圧力を加えることで[[め技]]が取れることもあるが、それも慣習的に講道館では肩固めと呼ぶ。実際は肩の関節を極めるのではでなく頚動脈を締める締技である。基本的な構造は[[三角絞め]]とほぼ同じで、足で行う三角絞めに対し、腕で行う三角絞めという形であることから、別名'''腕三角絞め'''と称される。[[柔道]]においては抑込技に分類され、相手の首が絞まらない形でも用いられる。英語では通常アームトライアングルチョーク(''Arm Triangle Choke'')と呼ばれる。
 
== 概要 ==
相手を寝かせた状態から上から[[グラウンドポジション#サイドポジション|サイドポジション]]、もしくは[[グラウンドポジション#マウントポジション|マウントポジション]]の体勢をとり、相手の片腕と頭を抱え込む様にして腕をクラッチし、絞めあげる。自分の頭は相手が起き上がって抜け出すのを防ぐために相手に当てるのだが、[[総頸動脈|頚動脈]]を絞めるのは両腕の力のみで行う人もいるが本来は腕を梃子利用して相手を絞める技である。極めの難易度としては高めの部類に属する。
 
三角締め同様に類型的な柔道の技ではあるが、ブラジリアン柔術の選手の間でも頻繁に使われる。MMAでは、カーウソン門下のムリロ・ブスタマンテ、マリオ・スペリー、ミノタウロ・ノゲイラ、シャオリン・ヒベイロなどが極め技として披露してきた。
マウントポジションの状態では足は相手の足に巻きつける様にして固定することもあるが、サイドポジションから仕掛ける際は片方を真後ろに、もう片方を真横にして体を固定させる必要がある。
 
前述したように、難易度が高く、極まるのはかなり難しい部類に入る。だが近年では[[ビトー・シャオリン・ヒベイロ]]が肩固めでの一本勝ちが多い。
 
== 関連技 ==