「夏目一人」の版間の差分

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m →‎外部リンク: 「財団解散に伴い」というのは事実と異なる。(解散前からこの状態のはず)
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== 一般財団法人夏目漱石 ==
=== 財団の設立 ===
[[曾祖父]]にあたる[[夏目漱石]]の権利等の管理と賞の創設等を目的として、「一般財団法人夏目漱石」<ref group="注釈">を設立し、自らが代表理事に就任した。なお、一般財団法人とは一定の要件を満たしていれば設立できる非営利目的の財団法人である。設立に許可を必要とした従来の財団法人とは違い、一定の手続き及び登記さえ経れば、主務官庁の許可を得なくても設立する事が出来る。</ref>を設立し、自らが代表理事に就任した。

この財団は、漱石の[[人格権]]や[[肖像権]]などを管理すると主張するとともに、記念館の建設を謳って活動している<ref name="aburai20090726">油井雅和「漱石のひ孫ら管理財団設立――孫は反対――わが輩に肖像権ある!?」『[[毎日新聞]]』47979号、14版、[[毎日新聞東京本社]]、[[2009年]][[7月26日]]、24面。</ref>。加えて、漱石賞や漱石検定の創設を主張している<ref name="kato20090725">加藤修「夏目漱石誰のもの?――『肖像権などを管理』ひ孫らが財団――『文化財だ』孫の房之介さんら異議」『[[朝日新聞]]』44274号、14版、[[朝日新聞東京本社]]、[[2009年]][[7月25日]]、34面。</ref>。さらに、2009年8月には、一人が「夏目漱石」という[[単語]]を[[商標登録]]するため申請手続を開始した<ref name="asahi20091006">「財団『夏目漱石』解散へ」『[[朝日新聞]]』44346号、13版、[[朝日新聞東京本社]]、[[2009年]][[10月6日]]、29面。</ref>。しかし、この財団に対しては、夏目一人の母(漱石の孫)以外の遺族からは賛同を得られていない。
 
=== 遺族の反応 ===