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'''建隆'''(けんりゅう)は、[[北宋|宋]]の太祖[[趙匡胤]]の治世に行われた最初の[[元号]]。960年 - 963年。宋朝最初の元号。建隆4年は[[11月 (旧暦)|11月]]に[[改元]]されて[[乾徳 (宋)|乾徳]]元年となった。
 
元年、[[1月 (旧暦)|正月]]辛丑朔(1日)、新年祝賀のおり、[[遼]]と[[北漢]]が兵を合わせて侵攻との報が入り、[[後周|周]]朝は殿前都点検の[[趙匡胤]]を派兵。甲辰(4日)、[[陳橋の変]]。趙匡胤、[[開封]]に戻り、[[後周]]の恭帝から[[禅譲]]を受けて皇帝に即位。乙巳(5日)([[960年]][[2月4日]])、年号を建隆と改元し、国号を[[北宋|宋]]とする。<br>
2年、[[杯酒釈兵権]]。<br>
4年、[[2月 (旧暦)|2月]]、[[荊南]]が宋に降る。[[4月 (旧暦)|4月]]、建隆応天暦が施行される。