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==概要==
[[1872年]]に[[学制]]が布かれると、地方から都会に上り、[[旧制高等学校|高等学校]]や[[大学]]等へ通う学生が現れるようになった。しかし、当時は学生単身者が居住するのに適した住居は少なく、や洗濯などの家事にも不慣れな若者が大半であったため、その多くは親戚縁者の世話になったり、[[家賃]]や食費を支払って他人の家に下宿したりするのが通常であった。
 
また、生活費に困窮する者に対しては、地方出身の[[フィランソロピー|篤志家]]が住居の一角に学生を住まわせ、家賃の代わりに簡単な家の手伝い(掃除や商売上の雑務、清書等)をさせるようなことも行われた。