「霧多布湿原」の版間の差分

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北海道の東部、[[釧路]]と[[根室]]のほぼ中間の太平洋岸にある。南西から北東に延びる海岸線に沿って長さ約9km、奥行き約3kmに広がる。
 
「霧多布」の地名由来[[アイヌ語]]で「茅を刈るところ」を意味する「キイタップ)の当て字である」だが、実際北海道東部太平洋沿岸に特徴的な海霧の影響を受け、[[霧]]の多い土地である。湿原南部の琵琶瀬地区には漁港があり近海の魚介の水揚げや[[コンブ|昆布]]漁を行っている。本来の霧多布の集落は湿原から霧多布大橋を渡った島にあり、浜中町役場や温泉施設もここにある。霧多布岬(島の東端)の沖にある小島(無人島)は、[[絶滅危惧種]][[エトピリカ]]の生息地である。
 
湿原の中心を横断する道([[北海道道808号琵琶瀬茶内停車場線|一般道道琵琶瀬茶内停車場線]])は湿原保存のため道の下を水が通る構造になっている。この道はMGロード(Marshy Grassland Road)の愛称が付けられ、歩道が整備され、各所に見晴らし場所や記念碑が設けられている。