「パナマックス」の版間の差分

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Hideki1976 (会話 | 投稿記録)
m 通行→通航
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=== 例外 ===
アメリカ橋では、事前承認を得れば、[[干潮]]時に限り、最大高62.5mまでの船舶が通可能である。
 
例外的に、全幅32.61mまでは、喫水の条件が合えば通が許可される場合がある。
 
閘門の壁よりも上にでる部分が、前後左右にはみだすものは、事前検査を受け承認されれば、通可能な場合がある。
 
異常[[乾期]]には、ガトゥン湖の水位が下がるため、喫水の制限が下げられることがある。
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超パナマックス船(ポスト・パナマックス船)とは、現在の運河は通過できない、パナマックスよりも大きな船舶を指す用語である。
 
超大型[[タンカー]]や、最大級の[[コンテナ船]]など、現代の船の多くはパナマ運河の制限よりも大きく、運河を利用できない。[[東アジア]]と[[北アメリカ]]を結ぶ定期コンテナ船のうちの多くが、北米西海岸の港湾にしか入港せず、パナマ運河を通らねばならない東海岸へは向かわない。西海岸で下ろされたコンテナは、[[大陸横断鉄道]]の貨物列車で中西部や東部へ大量輸送されている。アメリカ海軍の超大型空母も超パナマックス級である。[[ニミッツ級航空母艦]]は長さ 333 メートル、幅 41 メートル であり、発着甲板幅が 76.8 メートルである。日本の[[戦艦]][[大和 (戦艦)|大和]]も、アメリカが対抗しうる大きさの戦艦を建造した場合パナマ運河を通できないデメリットが大きいことを計算に入れて建造された。
 
== 拡張 ==
パナマ運河の拡張は、すでに1930年代から提案されていた。
 
2006年10月22日パナマの[[国民投票]]により、パナマ運河の拡張が認められ、2014年に拡張工事が完了する予定である。この拡張後には、パナマ運河を通できる船舶の最大値は、12000 [[TEU]] となる予定である。現在は約 5000 TEUが限界である。
 
== 脚注 ==