「小金井公園」の版間の差分

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== 小金井の桜 ==
かつて小金井の玉川上水の両岸の桜並木は名勝「小金井桜」として広く知られ、毎年春には観桜客でたいへん賑わい、[[明治天皇]]をはじめ[[皇族]]も見物に訪れるほどであった。1889年(明治22年)には[[甲武鉄道]](後の[[中央本線]])の新宿-立川間が開業したが、しばらくの間は小金井の地には駅はなく[[武蔵境駅]]の次は[[国分寺駅]]であった。それが「小金井桜」の花見に訪れる人が多いため、1924年(大正13年)には小金井に花見シーズンだけの仮乗降場が設けられた(これが後に武蔵小金井駅となる)。それほどの「桜の名所」であった。この玉川上水の桜並木は、[[1737年]]([[元文]]2年)に植えられたもので、[[1924年]]([[大正]]13年)に[[史跡名勝天然記念物法]]により「小金井桜」として名勝に指定された。しかし、1950年代になると[[五日市街道]]が拡幅整備されるなどして交通量も増え、また桜並木も衰えて以前かつての面影はすっかり消え、「桜の名所」のイメージは著しく低下した。それに引き換え、玉川上水の目の前に小金井公園が整備され開園(1954年)すると、桜をはじめとする樹木も多く植えられ、現在では「桜の名所」の地位は玉川上水から小金井公園に完全に移ってしまった。
 
== 主な施設 ==