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== 来歴・人物 ==
[[東京府]]出身で[[東京都立日比谷高等学校|府立一中]]、[[第一高等学校 (旧制)|旧制一高]]を経て、[[東京大学]][[法学部]]、同大学院を修了。[[岡義武]]に師事し、外交史を専攻した、在学中に[[東京裁判]]を傍聴したことが著作活動の原点であった。学生時代にはボート部で活躍。卒業後は[[共同通信]]外信部を経て歴史作家として活動
主な著書に『太平洋戦争』、『東京裁判』、『戦艦大和』のほか、大著に『天皇』、『大山巌』、『日露戦争』、『平和の失速』、『日本占領』、『講和条約』など多数ある。
[[1966年]]に『太平洋戦争』で第20回[[毎日出版文化賞]]、[[1990年]]に『太平洋戦争』を中心とした業績で[[菊池寛賞]]、[[1993年]]に[[紫綬褒章]]を受賞。[[1987年]]から[[1999年]]にかけて[[横綱審議委員会]]の委員を務め、[[90年代]]初頭に外国人横綱不要論を主張して物議を醸している。▼
▲[[1966年]]に『太平洋戦争』で第20回[[毎日出版文化賞]]、[[1990年]]に
[[昭和天皇]]を擁護する立場で伝記を書き、[[文藝春秋]]で大半の著作を刊行するなど、＜昭和史＞に関しては[[保守派]]の論客と見なされるが、初期には『国会突入せよ』のような、[[安保闘争]]について学生運動側の立場に立って著した作品もある。▼
▲[[昭和天皇]]を擁護する立場で伝記を書き、[[文藝春秋]]で大半の著作を刊行するなど、＜昭和史＞に関しては[[保守派]]の論客と見なされるが、初期著作には『国会突入せよ』のような、[[安保闘争]]について学生運動側の立場に立っ
[[1971年]]には、太平洋戦争を題材にした[[タツノコプロダクション]]制作の戦記アニメ『[[アニメンタリー 決断]]』の監修を担当。[[1981年]]（昭和56年）に公開された[[東宝]]映画『[[連合艦隊 (映画)|連合艦隊]]』では、元[[艦上爆撃機]]搭乗員の海軍士官であった戦記作家の[[豊田穣]]とともに、映画の企画協力を担当した。▼
▲[[1971年]]には、太平洋戦争を題材にした[[タツノコプロダクション]]制作の戦記アニメ『[[アニメンタリー 決断]]』の監修を担当。[[1981年]]（昭和56年）に公開された[[東宝]]映画『[[連合艦隊 (映画)|連合艦隊]]』では、元[[艦上爆撃機]]搭乗員の[[海軍士官]]であった戦記作家の[[豊田穣]]と
晩年には、[[東京大学]]在学生を中心に、「児島ゼミ」と称して歴史ゼミを[[私塾]]として開催していた。当時のゼミ生には[[三重県]]の[[政治家]]の[[金子洋一]]などがいる。晩年の5年間は病により著述活動は行わなかった。▼
▲晩年には、[[東京大学]]在学生を中心に、「児島ゼミ」と称し
== 著書 ==
文庫化に際し特記無い場合は、版元
* [[昭和]]16年12月8日（新潮社 1962 のち文春文庫）
* [[太平洋戦争]] 上下（中公新書
* 太平洋戦争激戦の跡をゆく（恒文社
* 天皇の島（講談社
* 悲劇の提督 [[南雲忠一]]中将 [[栗田健男]]中将（中央公論社
* 国会突入せよ（講談社 1968）
* 史説[[山下奉文]]（文芸春秋 1969 のち文庫）
* マニラ海軍陸戦隊（新潮社 1969）
* 英霊の谷 インパール征討作戦（講談社 1970）
* 将軍突撃せり
* 指揮官 上下（文芸春秋 1971 のち文庫）
* [[東京裁判]] 上下（中公新書 1971、のち文庫、新版文庫）
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* 史録[[日本国憲法]]（文芸春秋 1972 のち文庫）
* 開戦前夜（集英社 1973 のち文春文庫）
* [[戦艦大和]] 上下（文芸春秋 1973 のち文庫、新版カゼット出版.1巻）
* 天皇（全5巻 文芸春秋 1974 のち文庫、新版カゼット出版.5巻）
* [[満州帝国]]（全3巻 文芸春秋 1975~76 のち文庫）
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== 翻訳 ==
* 日本軍強し
* [[真珠湾]]は燃えている
* 太平洋の提督 [[山本五十六]]の生涯（ジョン・ディーン・ポッター、恒文社 1966、新版1997、2008） <br> 初版は別名=三戸栄訳で、新版は児島襄訳である。
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