「カペラ (恒星)」の版間の差分

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| 色 = 恒星
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'''カペラ'''('''Capella''')は[[ぎょしゃ座]]α星のことで、学名はα Aurigae(略称はα Aur)。0.08等星で、黄色の恒星である点は一見[[太陽]]によく似るが、実態は大違いできく異なって[[スペクトル分類|スペクトル型]]がG5IIIとG0IIIの2つの黄色[[巨星]]からなる[[二重星|分光連星]]である。とはいえ太陽を太陽系外から見たらカペラのような黄色い星に見えるだろう。なお、ベテルギウスの最大偏光、太陽を除くと全天で6番目に明るい。距離は42[[光年]]と[[太陽系]]に比較的近い星。なおカペラには連星系の影響で出来た[[太陽黒点|黒点]]があり、自転によりごくわずか変光する(但し眼視観測では変光はわからない)。このような[[変光星]]を'''[[りょうけん座]]RS型変光星'''という。
 
冬になるとカペラ、[[アルデバラン]]、[[リゲル]]、[[シリウス]]、[[プロキオン]]、[[ポルックス (恒星)|ポルックス]]の6つの恒星で[[冬のダイヤモンド]]を形成する。カペラとは「小さな雌ヤギ」という意味。古代[[バビロニア]]ではこの恒星を使って暦を決めていた。