「鉄砲堰」の版間の差分

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==概要==
[[林道]]や[[自動車]]などのインフラが整っていない時代は、山奥で伐採した木材の運搬手段の確保が重要な課題であった。そこで、[[河川]]の流量が比較的大きい場所では[[いかだ|筏流し]]が行われたほか、より上流の急流部の[[渓流]]では、[[丸太]]で堰(小型ダム)を建設し、水を貯めてから破堤させ、木材を下流に押し流すという流送手段が用いられるようになった。東日本における鉄砲堰は、秋田式と越中式に二種類に大別されている。
 
林道の建設が進み、国産[[貨物自動車]]の性能が向上すると、鉄砲堰は瞬く間に全国から姿を消したが、[[1990年代]]には秩父市で文化的側面を再評価する動きが起こり、復元されたこともあった。