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== 起源 ==
ロードレースは、その名の通り本来は一般公道(ロード)で開催されるものだった<ref>レース開催時には一般の交通を封鎖する。</ref>。
蒸気エンジンで動く自動車が誕生後、[[1878年]]に[[アメリカ合衆国|アメリカ]]で速さを競う競技が行なわれ、同時期には[[ヨーロッパ]]でもこのような競技が行われていた。ガソリンエンジン登場後の[[1887年]]、[[フランス]]の[[パリ]] - [[ベルサイユ]]間約30kmを走る自動車レースが行われ、[[1894年]]には、パリ - [[ルーアン]]間140kmのレースが行われた。本格的に速さを競うレースは[[1895年]]のパリ - [[ボルドー]]間往復1,200kmのレースで、この「第1回パリ・ボルドー・レース」を初めての自動車レースとする見解が有力、という意見がある。スタート地点は都市の広場で、そこから出発して、民家や商店、マンホールなどがある道路を走り、郊外の道路を走り抜けて次の都市まで速さを競って走る。これが自動車・バイクのロードレースの初期の姿だった、という意見がある<ref>『百年のマン島』(p131 - p133)より。</ref>。このような公道を使用した都市間レースの危険性を除去するために、レースの形態は市街地の一定地域を周回するコースを走る形へと変化していく。当初は公道を閉鎖して周回コースを設定する公道サーキットであったが、その後、レース専用のクローズド・サーキットが建設されるようになる<ref>『百年のマン島』(p144)より。</ref>。
日本では{{jdate|1925}}と{{jdate|1926}}に、[[名古屋市|名古屋]] - [[上越地方]]間の公道を走るロードレースが行われた<ref>『百年のマン島』(p198, p199)より。</ref>。