「Wi-Fi Protected Access」の版間の差分

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== WPAの問題点 ==
[[神戸大学]]の小澤勇騎・森井昌克、[[広島大学]]の大東俊博によって、プロトコルの新たな脆弱性を利用することによりTKIPの鍵を数秒から数十秒で導出し、それを利用して攻撃する新たな中間者攻撃が開発された<ref>[http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090805_attack_on_wpa/ 無線LANのWPAをわずか数秒から数十秒で突破する新しい攻撃方法が登場、早期にWPA2に移行する必要あり] GIGAZINE、2009年8月5日</ref>。彼らによれば、この方法を用いる事によってWPAを利用しているパソコンに不正なパケットを受け入れさせることができる。昨年[[11月]]に提案されたTews-Beck攻撃には15分ほどかかり、しかも攻撃を行うのには特殊な環境が必要であったが<ref>[http://www.pcworld.com/article/153396/ Once Thought Safe, WPA Wi-Fi Encryption Is Cracked] Robert McMillan、PC World、2008年11月6日</ref>、今回提案された方法では長くて数十秒しかかからず、しかもこの攻撃は一般的な環境でも行えることが明らかにされており、WPAでAESを利用するか、そもそもTKIPを利用していないWPA2への早期の移行が望まれる(脆弱性があるのはWPAのTKIPであり、WPA全てに脆弱性が存在するわけではない)
 
== 脚注 ==