「パネルクイズ アタック25/log20220525」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
92行目:
=== アタックチャンス ===
* 1975年10月5日放送より新設された特別問題として定番し、当初は1回限り、スルーまたは不正解だった時はなしという対応をしていた<ref>『[[100万円クイズハンター]]』のゴールデンハンマー対象商品が出なかった時と同じ対応。</ref>。その後、正解者が出るまで続ける方式に改められ、現在に至っている。
* 残りのパネルが5枚になったところで鐘(チャイム)が鳴り『アタックチャンス』問題となる<ref group="注">ただし、児玉は、残りがおおむね7枚になってくると「まもなくアタックチャンスに入る可能性あり。お立ちにならないでいきましょう!」と言う。</ref>。
* この問題で正解した解答者は、通常のパネル獲得の他、大量得点の可能性や今後の展開に有利なパネルを1枚だけ'''「<span style="color:#ff0;">■</span>黄色」'''のパネル(点灯状態)にして指名することが出来る(正解した解答者が選択したパネルは、点滅したあとから黄色のパネルに変わる)解答者なし、お手つきや誤答の場合は、正解者が出るまで続ける<ref group="注">放送開始から半年後に採用。当初はスルー、誤答の場合はアタックチャンス消滅。</ref>。なお、児玉の「アタック・チャンス!」というコールも、当然チャンス中は正解が出次第コールされる(児玉は、この黄色いパネルを「'''アタックチャンスの狙い目'''」と呼ぶ)
** 黄色になったパネルは、誰も獲得していないパネルと同じ扱いになる。ただ、他人が取ったパネルは勿論、自分が獲得したパネルでも指定できるが、消すと逆に不利になったり、他の解答者にチャンスが出てきてしまうような場合でも、どれか1枚を指定しなければならない。但し、過去にアタックチャンス時にパーフェクト状態であった解答者に対して、アタックチャンスの狙い目指定の放棄を認めた例がある。その解答者はその後パーフェクトを達成した。
131行目:
**1990年4月~現在…10000円
*25枚全て獲得してパーフェクトを達成すると賞金50万円。(放送開始から金額は変わらず)<ref>過去には副賞として当時のスポンサーだった東リのカーペットが贈呈された(優勝者とは別の賞品。さらに過去には東リのクッションフロアも賞品だったことがあった)。</ref>
*また、賞金とは別に出演料的なものが成績にかかわらず5000円支払われる。<ref>遠方からの出場者でABCまでの交通費が5000円を超えた場合、交通費もまたABCのスタッフ側から別に支払われる。</ref>
 
=== 海外旅行獲得VTRクイズ ===
140行目:
VTR 映像は、優勝者の色のパネルの部分だけしか見ることが出来ない(オンエアでは残った他の色のパネルのうちの1枚にトップ賞獲得者の様子が映し出される。パーフェクトの場合は出されない)。現在はCGパネルにVTRが表示されるが、1995年9月以前はスタジオのパネルで[[クロマキー合成]]によりVTRを流していた。その際、残った別の色のパネルの数字部分が透けて映像が見えていたり、格子の形が見えていた。これはクロマキー合成に紫色を使っており、格子の線は黒だが、パネルの数字は紫色を使っているためである(エンディングでのパネル点滅時には紫もある)。映像はいくつかのヒント映像が流れ、映像の最後に、ある人物ならその人の顔写真(このために映像を撮っている場合もある)、ある都市なら航空写真に市章(但し、日本にある都市の場合のみ)、ある国なら航空写真に国旗が映される。VTR映像出題中は「フライト・トゥ・パリ」のBGMが流れる。
 
映像終了後、児玉に「その○○とは!?(西暦の場合のみ「さあ、それは西暦何年?」)」と尋ねられ、5秒以内(解答時間は[[時報]]のようなカウントダウンの音が流れる)<!--放送で確認。10秒はPS2版のゲームでは?-->で正解を解答すると児玉が「'''正解!!'''」・「'''結構!!'''」・「'''その通り!!'''」と絶叫、ファンファーレが鳴り、番組開始当初から1984年9月までと1995年10月から2009年3月までは[[電飾]]が光る中で、2009年4月以降は電飾店頭点灯に加え、「地中海クルーズペア10日間の旅獲得!!」というテロップが出る中で[[海外旅行]]獲得。1984年10月から1995年9月までは電飾点灯に加え、解答者席上(天井)に吊るされていた[[くす玉]]が割られて大量の[[紙吹雪]]とフランス国旗を彩った[[紙テープ]]が降った。
 
誤答の場合は初代「アタックチャンス」のアタック音をアレンジしたBGMが流れる。一時期、不正解の時、BGMが流れている最中にブザーが鳴ったこともあった。
215行目:
 
==番組出場==
解答において[[人名]]の場合は、日本人の場合は姓と名のフルネームでなければならないが、外国人の場合はフルネームでなくてもよく、判別できる程度でよい(このケースは予選でも適用される)。但し、フィルムクイズは外国人もフルネームで答えなければならないことがある。そのため、苗字または名前しか答えられず、結局不正解になってしまったこともある。
 
'''[[クイズ王]]によるクイズ荒しを防ぐため、一度本選に出場すると、5年間は本選に出場することができない'''(ただし、「グランドチャンピオン大会」などの特別企画で特例として5年以内でも出場できることがある)。その5年間の沈黙を経て再び出場する者も多い。
 
===予選・収録===
予選は基本的にANN系列局の放送エリアごとに([[関東地方|関東地区]]予選は[[山梨県]]でもテレビ朝日ではなくABC東京支社)で行われる。そのため、ハガキに書く住所の項目は都道府県名から書くことになっている。ANN系列局がない富山県は富山テレビ放送(BBT)で行われていたが、2009年3月の放送終了により予選の募集は終了した([[ケーブルテレビ]]や県外受信などで[[北陸朝日放送]](HAB)や、[[新潟テレビ21]](UX)を見ることができる視聴者はもちろん[[福井県]]の一部でも引き続きHABまたはUXで行われる予選については応募可能。)。ANN系列局のエリア外で県外から視聴している場合、当該地域の局に応募することになる。
 
予選は専用の用紙に氏名などの他に自己アピールを記入することから始まる。予選問題は全30問(制限時間8分)の筆記形式で、いわゆる「クイズによく出る問題」と時事問題がバランスよく出題される。解答の際、誤字・脱字がある場合は不正解となる。ただし、漢字がわからない場合はその漢字をかなで書いても問題はない。筆記予選が終わると答案用紙が回収され、即採点される。その後は名前を呼ばれた人のみ面接に進めるが、それ以外の人はその場で「お帰り」となる。面接に呼ばれるのは基本的には得点上位者だが、明確な基準はないため、ある程度得点できていれば、面接に呼ばれることもある。この面接に受かれば、予選に合格となる。予選に合格すればすぐ出場というわけではなく、向こう1年間の出場資格が与えられたということになる。実際に出場が決定するのはABCのスタッフより電話連絡が入った時である。1年待っても連絡がなければ出場資格が消滅する。なお、指定された収録日に都合が悪く(用事等で)出場を辞退したとしても、出場資格は消滅せず合格してから1年以内であれば再びお呼びがかかることもある。
 
なお、出場が決まっていないなら、出場資格を持っている間にも予選に参加することは可能で、その予選に合格すれば出場期限を延長できる。
また、前回の出場から5年経過していなくとも、応募すれば予選への参加は可能である(ただし、出場はできない)。
 
1975年の放送開始以来、出場者募集は[[はがき葉書|ハガキ]]のみだったが、2004年春頃からは[[インターネット]]でも募集されるようになった(現在は[[携帯電話]]でも募集している)。また、出場者募集のお知らせは数ヶ月に1回だけ行っていたが、現在は毎週番組中アタックチャンスに入る前のCM明けに告知され(無いときもある。)、1年を通じて行われている。また、音楽問題の正解確認時と旅行獲得クイズ前のインタビューを行っているときに各放送局別で送出マスターのテロップで出場者募集のお知らせ表示を行うときもある。応募したはがき、インターネット、携帯電話は抽選前に記入漏れ、偽り、重複応募がないか等を厳重にチェックした後厳正な抽選を行い予選参加者を決定する。
 
2006年10月1日、横浜市立大学医学部に通う19歳の[[学生]]が優勝したが、予選の筆記問題で[[カンニング]]したことを[[mixi]]上の[[ブログ]]で暴露していたことが発覚。[[2ちゃんねる]]を中心に騒がれ、一部の新聞などにも掲載された。その後、この学生はカンニングを否定。放送元のABCはこれを不問とした。
304行目:
*番組初期の頃は、25枚のパネルの左右両サイドに上向きの矢印(当時のスポンサーの東洋リノリユーム〈現: 東リ〉のマーク)を図示した10個のランプが縦並びにあり、シンキングタイム(5秒)には、シンキングのBGMとともにそのランプが下から0.5秒に1つずつ順に点灯していき、解答時間切れを表していた。
*現在、地上デジタル放送でこの番組を見ると、画面右端の空きエリアの部分に現在の4人取得パネル数が常時表示されている。
*現在の解答席は7代目である。2001年9月30日放送分からパネルの枚数表示がランプ電光から液晶に替わっている。
**初代: 1975年4月 - 1976年3月
**2代目: 1976年4月 - 1984年9月
340行目:
: オープニングクイズまでは変わらないものの、オープニングクイズが終わった後、解答者紹介→提供クレジット。
; 2009年4月 - 現在
: アニメーションCGを事実上廃止し再びスタジオをバックにしたタイトルバックになった。それ以降の進行は変わらず。
 
==児玉清の主なエピソード==
364行目:
*解答の正誤判定は児玉一人で行っており、時には児玉の裁量違いで正答が不正解扱いになるケースが稀にある(前例では[[宮沢りえ]]の曲名を当てる問題で、解答者が「ノンタイトリスト=NO TITLIST」と正答したのにもかかわらず、児玉に「ノータイトリスト」が正解とされてしまい、不正解にされたことがある。)。
*[[毎日放送]]アナウンサーの[[森本栄浩]]は、[[関西学院大学]]の学生をしていた1983年の年間チャンピオン大会で優勝した。
*2005年に1500回を迎えて、[[やくみつる]]・[[高田万由子]]・[[森内俊之]]・[[丸山和也]]の4人の著名人によるゲスト大会が行われたが、丸山がルールを把握していなかったらしく、他の回答者が不正解して回答権を得ることが出来ないにも関わらず早押しボタンを押したり、不正解でのお立ちの場所が違っていたりした。なお、森内が海外旅行獲得VTRクイズで「ある都市の名前=マドリード」を正解して「ANAハローツアー行くパリ・モンサンミッシェルプロヴァンスを巡るフランス縦断10日間の旅」を獲得した。
*かつてABCの社員として1960~1980年代にかけ『[[お荷物小荷物]]』『[[必殺シリーズ]]』『[[ザ・ハングマン]]シリーズ』など数々の名作ドラマを世に送り出したテレビプロデューサーの[[山内久司]]は、2007年5月20日放送の[[読売テレビ放送|ytv]]『[[たかじんのそこまで言って委員会]]』(放送時間上は裏番組に当たる)にゲストパネラーとして出演した際、この番組について「あんな制作費の安い番組はやめられない」と、評価・皮肉のどちらにも受け取ることのできる微妙なコメントを残した。