「ヒスパニア・バエティカ」の版間の差分
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'''ヒスパニア・バエティカ'''(<small>[[古典ラテン語]]</small>:{{lang|la|'''Hispania Baetica'''}}、ヒスパーニア・バエティカ)は、[[イベリア半島]]にあった[[ローマ帝国]]の[[属州]]のひとつ。[[ヒスパニア・タッラコネンシス]]を東に接し、[[ルシタニア]]を西に接する。現在の[[スペイン]]、[[アンダルシア]]地方に相当する地域。[[元老院属州]]のひとつで、[[元老院]]の任命のもとで[[プロコンスル]]が統治した。
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ローマが侵出する前、この地域は[[ケルト人|ケルト]]系の部族がいくつか居住する地域で、南方の[[地中海]]の小島および沿岸部では[[フェニキア人]]が活動を行っていた。また、この地域は[[ワイン]]、[[オリーブ]]、そしてローマでは「[[ガルム]]」と呼ばれた[[魚醤]]の産地で、古くから地中海世界では非常に重要な地域でもあった。
[[第一次ポエニ戦争]]後、[[ハミルカル・バルカ]]が[[カルタゴ]]を後にして
ハンニバルがイタリア半島内で戦っている頃、この地域は逆にローマ軍
==ローマの属州として==
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