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'''オモプラッタ'''、または'''オモプラータ'''([[ポルトガル語|葡]]:''Omoplata'')とは、[[ブラジリアン柔術]]発祥の[[関節技]]の一つである。ポルトガル語で、直訳すると'''肩甲骨'''という意味がある。[[高専柔道]]や[[柔道]]の俗称では'''三角緘'''、'''腕ひしぎ体固め'''と呼ばれる。柔道での正式な分類では'''腕挫膝固'''に包含される。
 
== 概要 ==
[[ファイル:Omoplata(submission).jpg|thumb|250px|right|]]
一般に[[グラウンドポジション#ガードポジション|ガードポジション]]で、下の選手が上の選手の腕を持ち、足を外側から肩付近に絡め、そのまま絡めた腕の腋の下から自分の体を相手のガードポジションから回転するように脱出しつつ、相手の腕を背中側から取る技である(一般に内オモプラッタという)。脚をかけた状態で腕側(腕の外側)から回転して背後に移る方法もある(外オモプラッタ)。極め技としては文字通り肩関節を極めることになる。やり方はこれだけではなく上から下の選手にかけるものなどもあり、連絡技も多い。簡単に説明すると'''、「相手の腕に足を絡めて背中に回る技」'''である。単純にその体勢を言う場合もある。相手が肩や腕を極まるのを嫌い前転し、その結果[[グラウンドポジション#スイープ|スイープ]]になったとしたら、それはそれでオモプラッタの目的は果たしたともいえる。
 
== 補足 ==
[[総合格闘技]]でも柔術家が稀に虚を突き仕掛けるが、前転による脱出が容易であるため失敗することは多い。[[2005年]][[8月28日]]の[[PRIDE]]GP[[ GRANDPRIX 2005 決勝戦]]で[[マウリシオ・ショーグン]]が[[ヒカルド・アローナ]]からオモプラッタをとったことで、ブラジリアン柔術黒帯を取得するなど、一種のシンボル技でもある。[[アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ]]、[[ヒカルド・アルメイダ]]などが良く使う。
 
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