「コミック・ストリップ」の版間の差分

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コミック・ストリップの歴史には、ユーモラスな作品だけでなく、ドラマティックなストーリーが展開する作品も含まれている。例を挙げれば、『[[ザ・ファントム]]』『[[プリンス・バリアント]]』『[[ディック・トレイシー]]』『[[メリー・ワース]]』『[[モデスティ・ブレイズ]]』、そして『[[ターザン]]』などの作品がある。これらのドラマティックなコミック・ストリップは、『[[スーパーマン]]』や『[[バットマン]]』、『[[アメイジング・スパイダーマン]]』など、いくつかは[[アメリカン・コミック]]からのスピンオフ作品であった。
 
これまでこの記事で言及されたすべてのコミック・ストリップは、人間を物語の中心に据えているが、多くの漫画が主な登場人物として動物も含めている。これらの作品には、登場する動物が言葉を喋れないもの(『[[マーマデューク]]』)、言葉を喋るが人間には理解できないもの(『[[ガーフィールド (漫画)|ガーフィールド]]』、『[[ピーナッツ (漫画)|ピーナッツ]]』の[[スヌーピー]])、人間と動物が会話することができるもの(『[[ブルーム・カウンティ]]』、『[[ゲット・ファッジー]]』)がある。これら以外に『[[ポゴ]]』や『[[ドナルドダック]]』などの漫画は、完全に動物を中心に据えている。[[ゲイリー・ラーソン]]の『[[ファー・サイド]]』は、主要登場人物が存在しないという点でユニークだった。『ファー・サイド』ではその代わりに、人間、怪物、[[宇宙人]]、ニワトリ、ウシ、虫、[[アメーバ]]その他の様々なキャラクターが登場する。[[ワイリー・ミラー]]は人間と動物や架空のキャラクターの混交だけでは飽き足らず、幾つもの異なる漫画を一つのタイトル『[[ノン・セクィトゥル]]』の下に連結させた。1972年から開始された[[ボブ・セイヴス]]の『[[フランク・アンド・アーネスト]]』は、動物や野菜、鉱物他の姿をした人間のようなキャラクターが登場する、一群の漫画の先駆けとなった。
 
== 社会的および政治的影響 ==