「仏教社会主義」の版間の差分

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'''仏教社会主義'''(ぶっきょうしゃかいしゅぎ)は、[[仏教]]の原則に基づく[[社会主義]]を提唱する政治思想。
 
== 主張 ==
[[階級]]区別の廃止または改良、仏教の伝統に基づく[[道徳]]運動、資産に対する執着を克服する労働者と農民の為に、食物・保護・衣類・医療などといった生活必需品の[[配給 (物資)|公的な供給]]を要求する。
 
== 実践と現実 ==
現実的には、1950-60年代の[[カンボジア]]におけるシハヌーク政権(王制社会主義とも呼ばれた)、1960-80年代の[[ミャンマー]](ビルマ)の[[ネ・ウィン]]政権([[ビルマ式社会主義]])などが強い影響を受けた。
 
いずれも[[社会改良]]運動というよりは、[[反共]]政策としての意味合いが強かった(カンボジアでは[[クメール・ルージュ]]が運動の下地を作りつつあり、ミャンマーでは[[ビルマ共産党]]が武装闘争を開始していた)。社会主義政策をとりつつも、いずれの政権も共産主義勢力には極めて厳しく対処していた
 
前者は1970年の[[ロン・ノル]]の[[クーデター]]により瓦解。さらに1975年にはクメール・ルージュが政権奪取に成功した。
 
後者は[[軍部]]の関与が極めて濃いものとなり、[[統制経済]]を導入するなど独自路線を取る事となった。
 
== 主張 ==
[[階級]]区別の廃止または改良、仏教の伝統に基づく[[道徳]]運動、資産に対する執着を克服する労働者と農民の為に、食物・保護・衣類・医療などといった生活必需品の[[配給 (物資)|公的な供給]]を要求する。
 
== 著名な仏教社会主義者 ==