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==動物の場合==
動物の場合の成長は、内部構造の発達、充実と外形の増加が並行的に行われる。この間の成体に向かっての体の構造や機能の変化が大きいものが多い。
 
[[消化器官]]、[[循環系]]、[[神経系]]などの基本構造は、[[発生]]が一定段階に進んだ段階で形成され、成体になるまでそれがさらに発達変化をしてゆく。生殖系の発達はさらに遅れ、成体になる前である。成体になれば、[[老化]]による以外に、その体型は変化しなくなる。
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動物群によっては、この間の変化が大きく、時には体制の変化を伴うほどである。そのような場合、この変化の過程を[[変態]]と呼んでいる。
 
なお、[[造礁サンゴ]]など、[[群体]]を形成する動物では、個体そのものの成長以外に、群体の大きさの増加もまた成長であると見ることもできる。この場合、成長は個虫の[[分裂]]や[[出芽]]によって実現され、その様子は植物の生長に似たものとなる。
 
==植物の場合==
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植物の生長は、大きく分けると2つの段階がある。1つは細胞数の増加であり、もう1つは細胞の大きさの増加である。
 
=== 細胞数の増加 ===
植物において、細胞分裂が行われる部分は、その体の上の限られた部分であり、これを[[分裂組織]]と呼んでいる。分裂組織には大きく分けると2つがある。1つは先端部での伸長方向の成長を行う[[成長点]]、あるいは[[頂端分裂組織]]と、茎の周囲にあって肥大成長を行う[[形成層]]である。