「ヘーリアント」の版間の差分

『[[ヘーリアント]]』（Heliand,救世主）は[[古低ドイツ語]]の[[詩]]。[[古ザクセン語]]（サクソン方言）で書かれている。ヘーリアントは[[キリスト]]を表す「救世主」の意味である。サクソン方言による著作では最大の分量があり、[[原本]]は約6000行あったと見られている。序文には敬虔王ルートヴィヒの命によって書かれたという記述があることから、成立した年は王の在位していた[[810年]]-[[840年]]の間であるとされている。最初に序文が出版されたのは[[1562年]]（[[マッティアス・フラキウス]]による）である。第一断片は[[1587年]]にユニウスが発見したが、出版は[[1705年]]のジョージ・ヒックスによる。

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