「メガラニカ」の版間の差分

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'''テラ・アウストラリス'''([[ラテン語]] Terra Australis、南方大陸)ともいうが、この語はのちに[[オーストラリア大陸]]を指すようになり、現在でも雅語・[[文語]]的に使われることがある。未発見であることを強調し、'''テラ・アウストラリス・インコグニタ'''(Terra Australis Incognita、未知の南方大陸)ともいう。
 
「メガラニカ」は、メガラニカ南方大陸の一部と思われた[[フエゴ島]]を発見した[[フェルディナンド・マゼラン]] (Magallanes) (Magallanes)にちなんだ、比較的新しい名である。形容詞として使って、'''テラ・マガラニカ''' (Terra(Terra Magallanica、メガラニカ大陸) ともいう。[[漢字]]表記は'''墨瓦臘泥加'''・'''墨瓦臘尼加'''だが、[[1708年]]に日本で出版された「[[地球万国一覧之図]]」には誤って'''黒瓦臘尼加'''と書かれている。
 
== 歴史 ==
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テラ・アウストラリスは長く仮説にすぎなかったが、[[大航海時代]]に突入すると、その一部と思われる陸地が発見されるようになった。
 
[[1520年]]にフェルディナンド・マゼランの艦隊が水平線上に垣間見た陸地(現在の[[フエゴ島]])は、南極まで続く未知の大陸メガラニカの最北端だと思われた。フエゴ島と[[南アメリカ大陸]]の間の[[マゼラン海峡]]は[[大西洋]]と[[太平洋]]を結ぶ唯一の水路だと思わされ、当時の地図の多くにもそのように描写され南方大陸はメガラニカと名付けられた。しかし[[1578年]]に[[フランシス・ドレーク]]が[[ホーン岬]]と[[ドレーク海峡]]を発見し、フエゴ島が島であることを明らかにした。
 
[[1526年]]に発見された[[ニューギニア島]]も、メガラニカの一部と考えられたことがある。
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Image:Stielers Handatlas 1891 07.jpg|1891年の南極地図。南極大陸が発見された。
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== 関連項目 ==
* [[地図の歴史]]
* [[初期の世界地図]]
* [[地理学の歴史]]
 
== 外部リンク ==