削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし
編集の要約なし
7行目:
同じ豚骨スープを用いたラーメンであっても、九州では「さっぱり味」を売りにしているものが多いのに対し、[[関東]]地方では豚の[[背脂]](せあぶら)を加えて濃厚な「こってり味」に仕上げているものが多い。また九州の豚骨ラーメンのスープは白濁しているのが特徴で、これはスープをとる際、思いきり[[沸騰]]させることで油と水分が混ざり合い、骨髄から出る[[コラーゲン]]が[[ゼラチン]]化し、それが[[乳化剤]]となり[[脂肪]]を包み込むことによる。逆にスープを煮立たせないと、油分が混ざることが無いため、スープが濁らない。
 
豚骨独特の臭みを敬遠する人もおり、好みが分かれる。そのため[[紅しょうが]]や「麻油(まーゆ)」と呼ばれる熱した油で刻み[[ニンニク]]を揚げて香り付けした油を振りかけるものもある。
 
また、[[関東地方]]では単に「豚骨ラーメン」と称しているものの多くは関東地方特有のいわゆる[[醤油]]豚骨ラーメンであり、関東地方で九州式(除く鹿児島)の豚骨ラーメンを扱う店舗では『九州豚骨』『博多豚骨』などと称しているものが多い。