削除された内容 追加された内容
PowerClock (会話 | 投稿記録)
PowerClock (会話 | 投稿記録)
31行目:
CBHDはHD DVDやBlu-ray Discと同様に[[ハイビジョン放送]]時代に対応するために開発されたディスクメディアの規格である。CBHDに使われるディスクメディアはCDやDVD同様、直径12cm、厚さ1.2mmの[[ポリカーボネート]]製で、読み取りに使われる半導体レーザーは、CDやDVDの場合よりも波長の短い波長405nmの青紫色レーザーである。これにより記録層が高密度化され、大容量が確保されている。詳細は[[HD DVD]]や[[Blu-ray Disc]]の項目を参照。
 
CBHDはHD DVDの物理規格に別の記録方式を乗せたもので[http://techon.nikkeibp.co.jp/article/WORD/20090901/174777/]、DVDフォーラムが当時の中国側の団体[[CHDA]](China High-Definition DVD Industry Association)にライセンス供与し、最終的にCHDAが規格として作成した。規格の成立策定や製品化には東芝の技術供与やHD DVDを牽引してきた技術者の転籍が寄与しており、まったくの独自規格開発というわけではない[http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090528/196054/]。
 
HD DVDとの主な違いは[[変調方式]]、ビデオ圧縮とコピープロテクションなどである。これらの違いにより国外の特許に対する使用料支払いの削減とともに、中国として著作権侵害に強く対応できるとしている。尚、コピープロテクションでは独自のプロテクションの他に、HD DVDやブルーレイと同じAACS([[Advanced Access Content System]])の技術を用いることも可能となっている。実際、初期に導入されたものはAACS対応である。