「テイルズ オブ リバース」の版間の差分

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=== 聖獣とユリス ===
聖獣達は普段はそれぞれの属性を表す色の球体に姿を変えている。
; シャオルーン 【Shaorune】
: 声 - [[朴ロ美|朴璐美]]
: 「水」を司る無邪気な性格の聖獣。{{要出典範囲|元々ヒトから転生して聖獣となった身であるため}}、ヒトへの興味・好奇心は聖獣随一である。また少年のような幼い喋り方をするのは、転生したばかりで聖獣としての自覚がまだ浅いためでもある。鱗の無い龍のような姿で顔はイヌに近く、巨大な宝玉を抱えている。バビログラードの宗教「蒼獣信仰」の「蒼獣」はシャオルーンを指している。
: 因みに、彼のその人なつっこい性格ゆえにヴェイグに水の力を授けた後は強引にヴェイグらの旅に同行することになる。それ以降は移動手段としてシャオルーンを利用出来るようになり世界の各所に飛んで移動できるようになる。
: 球体の色は蒼。契約の証は水のアクアマリン。
; ランドグリーズ 【Randgriz】
: 声 - [[筈見純]]
: 「地」すなわち大地を司る老齢の聖獣。聖獣の中でも長老の位置にいるが、彼の肉体は既に昔に滅んでおり現在は精神体と化している。また、時の束縛を受けない身となっているため、世界の歴史を見守りその全てを記憶にとどめている。肉体があった時は世界中の海を泳ぎ旅していたため、彼を目撃した伝説の海賊アイフリードは後に「幻の島」と呼び生涯の記録に残している。その後、ランドグリーズの骸はサニイタウンの土台となった。
: 年老いた亀のような姿で、中華風の法衣を着ている。モデルは「[[玄武]]」<ref name="ra">『テイルズ オブ リバース 公式コンプリートガイド』463ページ</ref>。球体の色は黒。契約の証は地のブラックダイヤ
; フェニア 【Fenia】
: 声 - [[兵藤まこ]]
: 「火」を司るおだやかな性格の聖獣。破壊の力ではなく、誕生・起源の力としての火を司る。着物を着た女性の姿で、腕から先が翼になっている。ピピスタの町では「聖なる鳥」と呼ばれ崇められている。マオの生みの親でもある。
: 球体の色は赤。契約の証は火のルビー。
; ウォンティガ 【Wontiga】
: 声 - [[大川透]]
: 「風」を司る理知的な性格の聖獣。どんな物事にも決して私情を挟まない。仮面を被った「[[白虎]]」をモデルとした容姿<ref name="wo">『テイルズ オブ リバース 公式コンプリートガイド』462ページ</ref>。球体の色は白。契約の証は風のダイヤモンド
; イーフォン 【Eephon】
: 声 - [[中田譲治]]
: 「闇」を司る荒々しい雰囲気の聖獣。力を用いた物事の解決を好む。ガジュマの上半身と獅子の胴体を持つ[[ケンタウロス]]のような姿で、巨大な剣を携えている。ラジルダでは「闇の力」として言い伝えられており、ヒューマにとっては聖なるもの、ガジュマにとっては忌むべきものとされている。モデルは「[[獅子]]」<ref name="wo"/>。球体の色は緑。契約の証は闇のエメラルド
; ギリオーヌ 【Gilione】
: 声 - [[一城みゆ希]]
: 「光」を司る聖獣。物事に対して突き放した態度をとるが、しかし無関心ではいられないという二律背反な性格。モデルは「[[麒麟]]」であり<ref name="ra"/>、姿形もストレートに麒麟を彷彿とさせる。その住処であるアルヴァン山脈の麓にある[[環状列石]]遺跡が「不思議な力に満ちた遺跡」として言い伝えられている。
: 球体の色は紫。契約の証は光のアメジスト。
; ゲオルギアス 【Geyorkias】
: 声 - [[堀内賢雄]]
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: 遥か昔、ヒューマがガジュマに対して戦争を仕掛け、戦争によって世界中で負の感情が高まり、負の感情の化身である怪物'''ユリス'''が生まれる可能性が出たため、片方の種族を消し去り争いを終結させようと考えヒューマの殲滅を唱えた(殲滅の対象がガジュマではなくヒューマだったのは、ヒューマが仕掛けた争いであるため)。しかし、6体の聖獣はこの意見に賛同せず、ゲオルギアスは6体の聖獣により封印された。また、世界中の負の感情は聖獣達により浄化され、ヒューマとガジュマは共存の道を歩み始めた。
: しかし、ゲオルギアスが封印された時、既にユリスは誕生しており、ゲオルギアスは封印されながらもユリスを抑えていた。それから長い時が流れ、カレギア城での儀式により不完全ながらも復活し、ユリスが目覚める前にと再びヒューマの殲滅を謳うも、儀式の場に居合わせたヴェイグたちに倒される。これによりゲオルギアスがユリスを抑えることが不可能となり、結果、ユリスの思念が世界中に飛散してガジュマ達の負の感情が高まってしまう(子供や老人には思念の影響は薄いらしい)。
: 球体の色は金色。
; ユリス 【Yuris】
: 本作の[[ラストボス]]。ヒトの持つ負の感情が集合・具現化した存在。ゲオルギアスを遥かに上回る真っ白な巨体に2本の腕と1対の翼を持ち、所々にヒトの体の部位のような意匠が見受けられる。ヒトの悲鳴のようなおぞましい鳴き声を上げ、口から巨大な眼球のような分身を吐き出す。世界中のヒトに自らの思念を飛ばすことで負の感情を増大させ、それを糧としてさらに強大になってゆく。やがて自らの領域を作り出し、それを徐々に広げると同時に世界を侵食、この世の全てを無に帰す。自我は持たず、負の感情をそのまま本能とする。