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==略歴==
 
[[イタリア]]の[[ローマ]]出身。17歳で[[ローマ大学]]に進む。[[ファシズム]]の台頭するイタリアでは[[1938年]]から[[1939年]]にかけて人種法が制定され、[[ユダヤ系]]であったモディリアーニは1939年にイタリアを離れた。1944年に賃金固定モデルを発表。[[1954年]]に個人の[[消費]]と[[貯蓄]]のありかた([[消費関数]])についての「[[ライフサイクル仮説]]」を提出。これは[[ケインズ]]が消費はその時点での[[所得]]に規定されると考えたのに対して生涯所得の予想としての「恒常所得」が反省的に現在の消費を規定するという仮説である。[[カーネギーメロン大学]]在職中の[[1958年]]には[[マートン・ミラー]]とともに定式化した企業財務に関する「[[モジリアニ=ミラー定理|モディリアーニ=ミラーの定理]]」を発表した。これはある条件の下では[[企業]]の[[価値]]はその[[資本]]構成(資金調達が[[株式]]の発行によって行われるか借入によって行われるか)に影響されないことを証明するものである。1976年[[アメリカ経済学会]]会長。[[1985年]]の[[アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン銀行賞]]を受賞。
 
==外部リンク==