「山田かまち」の版間の差分

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幼少より絵画の才能を発揮する。中学3年生の頃から[[ビートルズ]]などの[[ロック (音楽)|ロック]]に傾倒。同級生であり後に[[ミュージシャン]]として活躍する[[氷室京介]]とバンドを組んだこともあった。
 
[[高校受験]]に嫌気が差し、16歳の1年を[[高校浪人|浪人]]として過ごす(当時の群馬県では、[[群馬県立高崎高等学|高崎高校]][[群馬県立高崎女子高等学校|高崎女子]][[群馬県立前橋高等学|前橋高校]][[群馬県立前橋女子高等学校|前橋女子]]といった難関県立高校を目指して中学浪人をする者は珍しくなかった)。
 
[[群馬県立高崎高等学校]]1年生の17歳の時、自宅で[[エレクトリックギター|エレキギター]]の練習中に死去。このエレキギターは17歳の誕生日にプレゼントとして贈られたものであった(死因には感電事故、自殺など諸説があるが遺族らの意向により公表されていない。没後、母親が出版した本には「改造したエレキギターの電源コードが原因の感電死」と記されており、一般にはこの説が流布しているが、この本は様々な点で創作箇所があると指摘されている。また本自体もノンフィクションの人物伝として書かれたものではない)。
 
「かまち」の名前の由来は、[[終戦]]直後に両親が読んだ[[歴史小説]]の主人公の名前である。その歴史小説は、「鹿麻知(かまち)」という少年が、[[石器時代]]を舞台に活躍するというものであり、両親は「[[終戦]]直後であったので、この少年のように新しい時代を強く生きるように」という願いをこめた。また、「かまち」の[[平仮名|ひらがな]]表記の理由は、「かまち自身が自由に漢字をあてられるように」という意図がある。
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== 著作 ==
* [[なだいなだ]]編『悩みはイバラのようにふりそそぐ : 山田かまち詩画集』([[筑摩書房]],1992年)ISBN 4480803211
* 『山田かまちのノート. 上』(筑摩書房,1993年)ISBN 4480028145
* 『山田かまちのノート. 下』(筑摩書房,1993年)ISBN 4480028153
* 『青い炎 : 山田かまち作品集』([[学研ホールディングス|学習研究社]],1993年)ISBN 4054001408
* 『17歳のポケット』([[集英社]],1993年)ISBN 4087751643
* 山田かまち文,山田たいき画 『ガブちゃんのぼうけん』(学習研究社,1994年) ISBN 4054003109
* 山田かまちアートキャラバン実行委員会編『山田かまち作品集 : アートキャラバン1994-1995』(TOKYO FM出版,1995年)ISBN 4924880485
* 『15歳のポケット』(集英社,1996年)ISBN 408748503X
* 『10歳のポケット』(集英社,1996年)ISBN 4087485048
* 『17歳 : かまちザ・ベストぼくは12色』([[角川書店]],2000年)ISBN 4048533096
 
== 関連書籍 ==
* [[板垣英憲]]著『山田かまち伝説』(データハウス,1994年)ISBN 4887182023
* 文藝春秋編『ありがとう、かまち : 山田かまちへの熱いメッセージ』([[文藝春秋]],1996年)ISBN 4163515305
* 山田千鶴子著『かまちの海』(文藝春秋,2001年)ISBN 4163574301
* アートブック本の森編著『夭折の系譜 : 20人のアーチストの死から考える』(アートブック本の森,2001年)ISBN 4876937737
 
== かまちを特集したテレビ番組 ==