「長波」の版間の差分

'''長波'''（ちょうは、LF（Low : LF(Low Frequency)Frequency）あるいはLW(LongwaveLW（Longwave, Long Wave)）Wave））とは'''長波帯'''(3030～300[[キロヘルツ|kHz]]～300kHz)）の[[周波数]]の[[電波]]をいう。波長は101～10[[キロメートル|km]]～1km。

伝播の特徴としては、特に高緯度地域で大きな[[空中線電力]]の地表波が安定して利用でき、また大電力の送信機が比較的簡単に製作できる。そのため高[[緯度]]地域の[[ラジオ]][[放送]]などに利用される。

[[ヨーロッパ|欧州]]・[[トルコ]]・[[アフリカ]]・[[ロシア]]・[[モンゴル]]国のみ、放送用に148.5kHz～2835～283.5kHzが分配されている。LW（LongWave）と呼ばれる。うち日本では秋～春の夜間を中心にロシア[[沿海州]]、[[モンゴル国]]、深夜には[[タジキスタン]]など遠距離の放送も受信可能である。

* [[JJY]] (40kHz（40/60kHz)60kHz）

* [[LORAN]]-C (100kHz)C（100kHz）

* [[無指向性無線標識]] (190kHz～)（190kHz～）

* 海上保安庁[[グローバル・ポジショニング・システム#測位法|DGPS]]局 (288kHz～)（288kHz～）