「中原の虹」の版間の差分

:清の初代皇帝。<[[1559年]][[2月21日]] - [[1626年]][[9月30日]]> ヌルハチが生まれた頃、女真族（ジュルチン、[[ウリャンカイ|オランカイ（兀良哈）]]<ref>[[加藤清正]]は[[女真族]]の国「[[韃靼]]」を「[[ウリャンカイ|オランカイ（兀良哈）]]」と呼んでいる。朝鮮人が北方の"未開人"を総称して「野蛮人」、「オランケ(오랑캐)」と呼んでいたことから来ている。[[司馬遼太郎]]の『韃靼疾風録』でも「オランカイ」の記載がある。</ref>）は建州女真5部・海西女真4部・野人女真4部に分かれ、互いに激しく抗争していた。[[1593年]]、建州女真を率いて海西女真との'''グレの戦い'''を制す。1616年、[[女真]]の諸族を統一、[[ヘトゥアラ]]に[[後金|アイシン国]]を建国した。[[文禄・慶長の役|万暦朝鮮戦争]]<[[1592年]] - [[1598年]]>を終えた明国が満州に攻め込み、建国まもない満州の存亡を賭けた[[サルフの戦い]]<[[1619年]]>が起こった。この戦いに勝利し、[[清朝]]の基礎を築いたが、[[1626年]]（天命十一年）、[[万里の長城]]の東端にある[[要塞]]、[[山海関]]の外郭[[興城市|寧遠城]]での[[袁崇煥]]との[[:zh:宁远之战|寧遠の戦い]]で負傷し死去した。