「スリックタイヤ」の版間の差分

m (ロボットによる 追加: tr:Düz lastik)
スリックタイヤには溝がないため、市販のタイヤのように溝の深さをもって寿命を測ることはできない。スリックタイヤの寿命は、まずタイヤの接地面を構成するゴムの磨耗状態で決定され、しばしば「コンパウンドが無くなる」と表現される。この部分が失われるとグリップ力は急激に低下し、タイヤとしての性能を発揮できなくなる。コンパウンドの残量を知るため、スリックタイヤは通常のタイヤのスリップサインに相当する小さな穴が空けられており、この穴が無くなる(穴の深さに相当する部分まで磨耗する)とタイヤの寿命ということになる。
 
競技中に異常な発熱によりタイヤ表面が沸騰して気泡できてしまうことがある。これはブリスターと呼ばれ、タイヤの性能は劇的に低下し、ほとんどの場合に交換を余儀なくされ、そのまま走行を続けるとバーストなどを起こす危険がある。
 
一度使用して高温に曝されたタイヤは表面の素材の組成が変化することとなり、これがグリップ力の低下を招く。このためコンパウンド自体が残っていても既に本格的な競技には使用できない場合もある。逆に、適切な温度で一度表面に熱を入れて表面の組成を意図的に変化させることでブリスターの発生を防ぐことができる。モータースポーツではこの行為を「皮むき」と呼ぶ。
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