「ヤドクガエル科」の版間の差分

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かつて先住民がフキヤガエル属の内、数種からの毒を抽出し吹き矢に塗って[[毒矢|矢毒]]とし[[狩猟]]等に用いたことが名前の由来となっている。
 
有毒種のため、[[ペット]]としては敬遠されていた。しかし種によっては飼育も易しく、カエルの中でも飼育下での繁殖例も多い。そのため毒を持たない繁殖個体が流通し、派手な体色からペットとしてのヤドクガエルの人気が高まっている。飼育方法としては観葉植物や苔を植え込んだ[[テラリウム]]を維持するといったもので生物を飼育するより、生物が生息する環境を飼育するといった感に近いものがある。縄張り意識が強い種もいるためカエルの大きさや数に対して大型のケージが必要。(体長6cm以下のカエルのペアに対して60cm規格水槽等)などの大型のケージが必要とされる。
 
長期飼育された個体や飼育下繁殖個体は毒を持たないとされるが万が一の可能性もあるためなるべく素手では持たないようにし、万が一素手で触ってしまった場合はすぐに手を洗うようにする。また、カエルの側からしにとっても人間の体温は高温過ぎるため、素手での接触は禁忌である
 
原産地は北米南部から中南米にかけてであるがハワイ・オアフ島にも害虫駆除の目的で移植され、帰化生物として繁殖している。
 
== 関連項目 ==