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'''カンポ・セラード'''(Campo Cerrado)は、[[ブラジル高原]]に広がる[[サバナ (地理)|サバナ]]。植生は高木が少なく、[[灌木]]がまばらに生えるのみ
[[カンポ]]とは[[ポルトガル語]]で「畑」の意で、樹木のない植生を表す学術用語。[[セラード]]は草原にまばらにのみ低木の茂る植生を表す。
== 外部リンク ==
*[http://www.ninomiyashoten.co.jp/pc/q_and_a/textbook/q004.php 二宮書店「カンポとカンポセラードの違い」]
 
== 概要 ==
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[[カンポ]]とはポルトガル語で「畑」の意で、樹木のない植生を表す学術用語。[[セラード]]は草原にまばらにのみ低木の茂る植生を表し、「カンポ・セラード」で「見通しのきかない草原」の意味であるという<ref>二宮書店:[http://www.ninomiyashoten.co.jp/pc/q_and_a/textbook/q004.php 「カンポとカンポセラードの違い」]</ref>。総面積はおよそ200万平方キロ<ref>[[エア・カナダ]]:[http://www.promotion-aircanada.jp/southamerica/brasil/outline/index.html 中南米デスティネーションガイド ブラジルの概要]</ref>。
 
植生は高木が少なく、[[灌木]]がまばらに生えるのみ。従来より肉牛の放牧地として利用されてきた。[[乾期]]になると落雷や[[野焼き]]を原因とする火災が頻繁に発生する。
 
ブラジル中部のセラード地域においては、[[1979年]]から[[国際協力機構|国際協力事業団]]と共同でPRODECER(プロデセール)と呼ばれる農地開発事業が行なわれており、[[大豆]]や[[コーヒー豆]]の一大生産地となった。当該地域での大豆生産量は[[1975年]]に43万トンであったものが、[[1999年]]には1666万トン<ref>[[外務省]]調査月報:[http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/pub/geppo/pdfs/07_2_1.pdf わが国 ODA 実施体制の変遷と時代の要請 廣木 重之、P.18]、2007年</ref>へと急増している。
 
== 脚注 ==
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{{Geo-term-stub}}
{{DEFAULTSORT:かんほ せらあと}}
[[Category:南アメリカの地形]]