「磁気ディスク装置」の版間の差分

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ハードディスクを記憶部とし、制御ボード、電源装置、[[インターフェース]]の他に、エアーブロー、エアーフィルター、ボイスコイルモーター、交換が可能な磁気ヘッドなどが組み込まれている。<br>
使用されるドライブ数は1台。
 
ディスクパックは、数枚から10数枚の媒体をヘッドの入る間隔をあけて重ねたもので、背の低いコップを伏せたような形状のプラスチックカバーに入れて保管する。使うときはディスクの装填されていないディスク装置のふたを空け(このとき、磁気ヘッドはディスクの外側に退避している)、カバーをかぶせたままパックを装置に入れて固定、ふたを閉めてスピンドルの回転・ヘッドのエンゲージといった手順を要するもので、交換にはかなりの時間がかかったため、頻繁に交換するような使い方はしないのが普通であった。
 
小型のものは10M程度、大型のものは100M/200Mのものがよく使われていた(1980年代)。
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磁気ディスクパック上の1面は磁気ディスク上の位置を知ったり、回転速度を知るためのコントロール面になっている。
 
磁気ヘッドは全数一括して動くため、全ヘッドがディスク媒体の同一半径上のトラックを記録再生することになる。この複数トラックをまとめてシリンダと称した。そのため、ディスク上の領域を物理的に参照する際にはシリンダ - ヘッド - セクタ (C-H-S) の3階層で管理する習慣ができ、これは固定ディスク(ハードディスク)時代になっても長らく踏襲された。
 
====スピンドル====
スピンドルはスピンドルモーターと呼ばれる物で稼働する。基本的にはベルト駆動と呼ばれ、ベルトで回転を伝えている。
 
==インタフェース==