「ロバート・ゴダード」の版間の差分

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[[第二次世界大戦]]が始まると、ゴダードは[[アメリカ合衆国海軍|アメリカ海軍]]のためにロケット工学の研究を行ったが、海軍はその研究の価値を理解できなかった。唯一の例外は[[艦載機]]を短距離の滑走で発艦させるための補助ロケットだった。
 
[[1969年]]に、[[アポロ11号]]の月着陸のちょうど前日にニューヨーク・タイムズ紙は49年前に発表したゴダードについての社説を撤回した。同紙はゴダードの実験を「より進んだ実験と調査」と呼び、「17世紀の[[アイザック・ニュートン]]の実験結果を確認し、大気中と同様に真空中でもロケットが機能できることは明確にいま実証された。タイムズは(作用・反作用の法則を間違って解釈していた)過ちを後悔する」との社説を発表した。
 
1945年に喉頭がんで死去するまでに、ゴダードが考案・発明したものは、その業績から214の特許を得たが、内気で控えめだった彼自身の性格もあって、生前はそれらが脚光を浴びる事は皆無に等しく、ほとんどは彼の死後に与えられたものだった。[[1960年]]に、合衆国政府はそのすべてをゴダード未亡人から100万ドルで買い取った。1959年に設立された[[ゴダード宇宙飛行センター]]、『[[新スタートレック]]』に登場する[[シャトル (スタートレック)|シャトルクラフト]]・ゴダードは、彼にちなんで命名された。
 
[[1969年]]に、[[アポロ11号]]の月着陸のちょうど前日にニューヨーク・タイムズ紙は49年前に発表したゴダードについての社説を撤回した。同紙はゴダードの実験を「より進んだ実験と調査」と呼び、「17世紀の[[アイザック・ニュートン]]の実験結果を確認し、大気中と同様に真空中でもロケットが機能できることは明確にいま実証された。タイムズは(作用・反作用の法則を間違って解釈していた)過ちを後悔する」との社説を発表した。
 
またアポロ11号が月に到達した時、SF作家の[[アイザック・アシモフ]]は故ゴダードに向かって、「ゴダードよ、我々は月にいる」という言葉を送った。