「民主集中制」の版間の差分

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Miki08 (会話 | 投稿記録)
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*党の内部問題は、党内で解決する。
*自分にたいして処分の決定がなされる場合には、その会議に出席し、意見をのべることができる。」
 
==政党一般の問題として==
共産党の党内用語としての「民主集中制」の歴史的来歴としてソ連共産党やコミンテルンの系譜をたどることも勿論可能であるが、現にある議会政党としての日本共産党の組織原則としての民主集中制は、多かれ少なかれ他の政党の中でも守られ、また守られるべきものとして語られる「党の団結」や「決めたことを集団で実行する」という原則とどこが違うのかという意見もある。秘密結社的政党が暴力主義的な政権奪取の途上で血盟する規約ではないのであるから、この件を逆に共産党の陰謀団体、暴力主義などの根拠として指摘するのは無理があろうという立場からの指摘である。
 
==民主集中制の本質==
{{独自研究}}
{{NPOV}}
表象的側面とは別に、民主集中制の内実については、やはり以下のような指摘{{要出典}}が妥当であろう。
 
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構成員の改革意識が希薄になる背景には、マルクス・レーニン主義イデオロギーに内在する精神主義的な「自己純化型」思考方法の存在を指摘する説{{who}}もある。カルト宗教もまた「隔絶された外界」を構成員の精神世界内部に設定して、自己を純化していく似通った思考方法である。マルクス主義において一部学派では宗教を「阿片」と排撃する思想があるが、それは民主集中制の組織原則と組織の内部生活における徹底的な「学習」を通じた思想改造過程が、実はカルト宗教の思考方法と近似しており、類似的共同体同士で構成員の獲得をめぐって衝突しあう頻度が大きいという現実的問題を指摘する見方{{who}}もある。
 
==政党一般の問題として==
共産党の党内用語としての「民主集中制」の歴史的来歴としてソ連共産党やコミンテルンの系譜をたどることも勿論可能であるが、現にある議会政党としての日本共産党の組織原則としての民主集中制は、多かれ少なかれ他の政党の中でも守られ、また守られるべきものとして語られる「党の団結」や「決めたことを集団で実行する」という原則とどこが違うのかという意見もある。秘密結社的政党が暴力主義的な政権奪取の途上で血盟する規約ではないのであるから、この件を逆に共産党の陰謀団体、暴力主義などの根拠として指摘するのは無理があろうという立場からの指摘である。
 
==脚注==