「ケイ素」の版間の差分

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[[石綿|アスベスト]]は、繊維状のケイ酸塩鉱物であり、その耐薬品性や耐火性から以前は[[建材]]などに広く用いられたが、人体への悪影響が問題になったため、使用量は激減している。[[日本]]ではアスベストによる健康被害が社会問題となり、[[労働災害|労災]]認定や健康被害を受けた[[国民]]に対しての補償問題、また、依然として多く残るアスベストの撤去に対しての問題を抱える。
 
有機基を有するケイ素二次元および三次元酸化物は[[シリコーン]]と呼ばれる。このものは、優れた耐熱性、耐薬品性、低い毒性などの有用な性質を示し、[[油|油状]]のものは[[蝋|ワックス]]、[[熱媒体]][[消泡剤]]などに用いられる。三次元シリコーンはゴム弾性を示し、[[ゴム|ゴム状]]のものは[[ホース]]やチューブ、[[天然樹脂|樹脂状]]のものは[[塗料]]や[[絶縁体|絶縁材]]、接着剤など各種の用途に利用される。
 
== 製法 ==