「夢占い」の版間の差分

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== 夢占いの立脚点 ==
ヨーロッパでは紀元前1世紀のダルディスのアルテミドルスによる夢の著作が有名である。前述の[[周公解夢全書]]などが編まれたことなどからもわかるとおり、古代中国や、<ref>[http://ci.nii.ac.jp/naid/110004722472/ 古代中國の夢占いについて]</ref>の、韓国<ref>[http://ci.nii.ac.jp/naid/110000469962/ 韓国の民間習俗に見られる夢の解釈 : 胎夢と夢占いの分類]</ref>、日本においても『[[古事記]]』、『[[日本書紀]]』をはじめ中世<ref>[http://hdl.handle.net/2241/4578 日本中世における夢概念の系譜と継承 : 日記と和歌を中心として]</ref>、江戸時代の{{和暦|1713}}『諸夢吉凶和語抄』の出版など洋の東西を問わず、夢が吉凶の予兆とされることは多かった。
大抵は、不安な夢を見た場合に不吉なことが起こるのではという[[感応呪術]]の域を出ないものであり、根拠はほとんどない。
夢を占いから学術的研究の対象にまで持ち上げ[[夢分析]]をはじめたのは[[ジークムント・フロイト]]であった。彼は『民話の中の夢』をダーフィト・エルンスト・オッペンハイムと共著し、著作{{lang-de-short|''Die Traumdeutung''}}(1899年 出版1900年 『'''夢判断'''』)は、現在でも夢占いのシンボル解釈に多く取り上げられている。そのため、[[精神病理学]]的判断を重視する立場からは、夢占いではなく夢判断などと呼ばれることがある。ただし、夢判断に登場するシンボル解釈はフロイトの個人的な解釈が多く偏っていると批判されている。