「濁川 (山梨県)」の版間の差分

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== 歴史 ==
濁川の河川名は古く、江戸時代後期の[[嘉永]]2年([[1849年]])に作成された甲府絵図にもその名が見られる<ref>株式会社国書刊行会『ふるさとの想い出写真集明治大正昭和、甲府』144-145ページ 昭和53年11月30日発行</ref>。長期間にわたり生活排水等が流され、[[ヘドロ]]や悪臭が発生し近隣住民にとって汚い河川の代名詞であったが、昭和後期から平成にかけ流域市街区域で下水道整備が進んだ結果、現在では淡水魚の放流や親水公園が併設されるなど、水質は大幅に改善された。しかしながら山紫水明の山梨県の河川の中では、今もなお水質汚濁ワースト河川である。
 
== 水質浄化の取り組み ==
現在、山梨県環境科学研究所及び甲府土木事務所により水質浄化モデル実験地区に指定され様々な取り組みがされている。具体的には''かごマット''と呼ばれる小石を詰めた網状のマットを水辺に設置。河川を[[蛇行]]させ動植物に多用な生息の場を提供し、同時に石を置くことによって[[多孔質]]な空間ができ、そこに生息する[[微生物]]により[[有機質]]を除去させたり、[[水生植物]]([[アシ]])等によって[[窒素]]、[[リン]]などの有機物を[[捕捉]]させている。<ref>現地にある案内板より加筆作成</ref>
 
== 支流 ==