「フランス領バスク」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
1行目:
[[fileファイル:Mapa de Vasconia svg.png|right|thumb|250px|黄色い部分がフランス領バスク。水色の部分は[[スペイン]]領]]
'''フランス領バスク'''または'''ペイ・バスク・フランセ'''({{lang-fr|'''Pays basque français'''}},{{lang-es|'''País Vasco francés'''}})は、かつての[[バスク国 (歴史的な領域)|バスク国]]の北東部を指す名称で、現在は[[フランス]]の[[ピレネー=アトランティック県]]に含まれる、かつての[[バスク国 (歴史的な領域)|バスク国]]の北東部を指す名称。'''北バスク'''({{lang|fr|'''Pays basque nord'''}}、{{lang-eu|'''Ipar Euskal Herria'''}})とも呼ばれる。フランス領バスクは自然区分での名称で、歴史的・文化的な地方名であるがそのものが行政体とはなっていない。
 
この記事では、フランス語の地名表記を優先する。
 
==地理==
[[Fileファイル:Aonhoa rue principale.jpg|right|thumb|200px|ラブール地方、アイノアの町並み]]
[[Fileファイル:La porte Notre Dame.jpg|right|thumb|200px|バス=ナヴァール地方、サン=ジャン=ピエ=ド=ポル]]
[[Fileファイル:Sainte-Engrâce vue générale.jpg|right|thumb|200px|スール地方、サンタングラース]]
[[fileファイル:Grand Bayonne.JPG|right|thumb|200px|フランス領バスク最大の都市バイヨンヌ]]
[[Fileファイル:Saint-Pée-sur-Nivelle panneau bilingue 2.jpg|right|thumb|200px|サン=ペー=シュル=ニヴェルにある、バスク語とフランス語の二言語標識]]
北は[[ランド県]]、西はビスカヤ湾([[ビスケー湾]])、南は南バスク(現在の[[バスク自治州]]と[[ナバラ自治州]]の一部)、東は[[ベアルン]]と接している。代表的な都市は[[バイヨンヌ]]と[[ビアリッツ]]である。フランス国内の他地方や、バスク自治州の[[ビスカヤ県]]・[[ギプスコア県]]のように産業化が進んでおらず、美しい砂浜や素朴な農村部が残り、人気のある観光地となっている。