「劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト」の版間の差分

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本作はTVシリーズとはリンクせず、[[パラレルワールド]]となっている。脚本の[[井上敏樹]]は当初から「絶対繋がらない」と発言していた{{要出典}}が、東映プロデューサーの[[白倉伸一郎]]は「TVシリーズ最終回後、こういう可能性の未来もあり得る物語」と発言し{{要出典}}、スタッフ間で多少の意見の不一致が見られた(TVシリーズ終盤で死亡するキャラクター達が登場するため最終的には繋がる可能性は0となった)。
 
本作の最も大きな見所の一つは、ライオトルーパーたちによる大軍隊であり、「一万人のライダー部隊」と言われ、話題を呼んだ。
 
本作はサブタイトルが決定するのに時間がかかっており、クランクアップまでは『仮面ライダー555 NEXT』というタイトルで進行していた{{要出典}}。
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*オルフェノクが世界を実質的に掌握し、人類のほとんどがオルフェノクと化している。このため、街の人々がオルフェノクを見ても平然としており、逆にライダーを見て驚き逃げ出す、という演出がなされた。
*劇場版オリジナルのライダー・サイガ、オーガが登場する。
*デルタは登場しない<ref>前日談の『HERO SAGA MASKED RIDER 555 EDITION-ロスト・ワールド-』でベルトがスマートブレインに回収されている。</ref>
*カイザギアの不適合時の反応が異なる(ファイズギアとほぼ同じものになっている)<ref>ただし、「変身一発」を飲んだため反応が変わった可能性もある。</ref>
*クレインオルフェノクが激情態に変身する。
*村上は首から上だけの生命維持装置につながれた状態で登場する。
*ラッキークローバーは登場しない。
*巧と草加のヘルメットに、スマートブレインのロゴがペイントされている<ref>そのため、TVシリーズ第11話で巧のヘルメットのデザインが変わっている。</ref>
*木場達がオルフェノクであることは人間達に知られている。
*流星塾に関する事実や、関連の描写が無く、登場人物にもそういった事も言わない(真理が草加を「草加くん」ではなく「雅人」と呼んでいる事などから)<ref>小説版では真理も草加も流星塾で育ったことになっている。</ref>
*花形は登場しない<ref>小説版では名前のみであるが登場している。</ref>
 
== 登場人物・キャスト ==
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; 乾巧/仮面ライダーファイズ/ウルフオルフェノク
: 18歳。仮面ライダーファイズに変身し、人間解放軍の一員として戦っていた青年。ライオトルーパー部隊との戦いで連れ去られ行方不明になる(通常は使途再生の為の攻撃をされるはず。一部では帝王のベルトの実験台になったとも)。その後スマートブレインから脱出し、記憶喪失となった彼はミナのもとで'''隆'''として暮らしていた(どうやって脱出し、何故ミナの元にたどり着いたのかは劇中では描かれていない。またミナに発見されたとき、ファイズブラスターを所持していた)。しかし仮面舞踏会で真理と踊ったことにより記憶を取り戻し、再びファイズとなる。
: 記憶を取り戻したことでミナに距離を置かれるが、後に和解し、彼女からファイズブラスターを託された。その後、サイガに真理を誘拐され、啓太郎を振り切って一人敵地に赴き、サイガ、エラスモテリウムオルフェノク、そしてオーガ=木場との対決に臨む。真理達には自らがオルフェノクであることを隠していたが、木場と戦っている最中、真理の目前でオルフェノクに変身し、自分もまたオルフェノクであることを晒してしまう。このことが木場に再度の心変わりを促すけとなる。
; 園田真理
: 16歳。人間解放軍の象徴的存在。行方不明となった巧=ファイズが帰って来ると信じ、救世主の存在を広める。
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; 海堂直也/スネークオルフェノク
: 木場らと共に行動するオルフェノク。自分達を白眼視する人間達に口ではしょっちゅう愚痴をはいているが、本心では人間を愛しており、木場の想いも深く理解している。結花に想いを寄せているが、なかなか言い出せないでいる。
: エラスモテリウムオルフェノクの攻撃で死に行く結花に想いを告げたあと、エラスモテリウムオルフェノクに挑みかかるが、食い殺されてしまう。
; 村上峡児
: スマートブレイン社長。今作では何故か頭部だけの存在となり、生命維持装置の中にいる。
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: 救世主伝説には否定的であり、再び現れた巧のことも、スマートブレインの回し者ではないかと疑っていた。遂には巧からファイズギアを強奪する暴挙に出て自らが変身しようとするが、ベルトに拒絶される。その後、ギアを巧の手に戻そうとする木場に攻撃を仕掛けたが、自らの投げた手榴弾の爆発で飛んだホースオルフェノクの剣に腹部を貫かれ、死亡した。なお冒頭など一部のシーンでは[[ピースマーク]]を首から提げているのが確認できるが劇中ではオルフェノクにも人間と和解しようとしている者が居るという木場の言葉を否定するなど一貫して好戦的な主張を繰り返していた。
; 野村
: 人間解放軍の武器開発担当。対オルフェノク用の兵器をいくつか開発しているが、いずれも実用レベルには至っていない。しかし終盤ではギア不適合者でも服用すれば一度だけベルトで変身できる代わりに死んでしまうというドリンク剤'''「変身一発」'''を開発し、啓太郎はそれを飲んでカイザに変身した(ただしライオンオルフェノクは倒したものの、野村が一発叩いただけで変身は解除され、啓太郎ではなくカイザギアが灰化してしまった
; レオ/仮面ライダーサイガ
: 仮面ライダーサイガに変身する外国人の青年で、上級のオルフェノク(劇中でオルフェノク化はしない)。人間態のままでも、使徒再生の触手を使うことができる。うなじ付近にスマートブレインのロゴの刺青が彫ってある。「変身」以外は常に英語を話すため劇中の台詞は(主に映画を見る子どもたち供達にとっては)把握できないが、相手に対して挑発的な態度を取ることが多い。「天のベルト(サイガギア)」の力で人間解放軍を圧倒し、カイザ=草加をも葬る。
; スマートブレインの黒幕
: 村上より上位の地位に位置する、スマートブレインの真の支配者。劇中では3人が登場、映像によって村上たちに指示を出すが実際に姿を現すことは無く、正体も明らかではない。なお、演じる3人は、いずれも過去のライダーシリーズで敵の首領、幹部を演じた経験のある声優である。