「はったい粉」の版間の差分

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'''はったい粉'''('''糗粉'''、麨粉、はったいこ)は、[[オオムギ]]を炒って挽いた[[穀粉|粉]]。別名は'''麦焦がし'''(むぎこがし)、'''煎り麦'''(いりむぎ)、'''香煎'''(こうせん)。方言名として、煎り粉(いりこ)、御粉(おこ)、散らし(ちらし)、香ばし(こばし)、香粉(こうこ、こんこ、ここ)、はね粉(はねこ)、麦粉(むぎこ)、香しん(こうしん)などがある。
色や香りは、大豆から作られる「[[きな粉]]」と混同されやすい。
[[焙煎]]してあることにより、[[消化]]しやすく、素材の甘みがあり香ばしさがある。保存性がありながら、いつでも食べられる簡便食、携行食として重宝されている。[[チベット]]では類似のものを[[ツァンパ]]と呼び、[[主食]]としている。
 
[[砂糖]]を混ぜて粉のまま食べても良いが、喉につまりやすいので、多くは湯で[[粘土]]状に練って、[[練り菓子]]として食べる。[[茶]]で練って食べることもある。[[粥]]や茶粥などに混ぜて食べてもよい
 
また[[落雁]](らくがん)などの[[和菓子]]の原料として用いられる。[[ホットケーキ]]や[[ビスケット|クッキー]]類に混ぜてもよい。