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{{redirect|たたり|1963年の映画|たたり (映画)|1999年の映画|TATARI タタリ}}
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'''祟り'''(たたり)とは、神仏や霊魂などの超自然的存在が人間に災いを与えること、また、その時に働く力そのものをいう。同じような語句として'''[[呪い]]'''もあるが、ニュアンスとしては'''祟り'''が神仏による懲罰の意味合いが強く、呪いは人為的な怨恨に基く意味合いが強い。
 
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==様々な祟り==
全国各地にみられる「祟り地」の信仰も原始的な宗教観を映し出していると見ることが出来る。祟り地とは特定の山林や田畑が祟ると恐れられているもので、そこで木を伐ったり、所有したりすると家人に死者が出るという。[[東海地方|東海]]では「癖地」「癖山」などといわれ、地方により「祟り地」「オトロシ所」「ばち山」「イラズ山」などの呼称がある。こういった場所には昔、処刑場があったとか縁起の悪い伝承が残っていることが多いが、このような土地は古えの聖域、祭祀場であり、本来、[[禁忌]]の対象となっていたものが信仰が忘れられて祟りの伝承だけが残ったという見解もあり興味深い
 
[[神木]]や霊木の祟りも全国によく見られる話である。日本では今でも古くからの巨木・老樹に対する信仰が残っているが、民間にも老樹にまつわる祟り伝承があり、[[信州]]には斧で切ると血を流したという一本松の伝説があり、各地に似たような話が伝わっている。
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実際に、羽田の[[穴守稲荷]]や、ヨーロッパの[[アイスマン]]等、単なる偶然や確率の世界では説明出来ない不可思議な現象が存在するのである。そんな「祟り」による犠牲者は、余りにも理不尽な目に遭っており、そこには[[因果応報]]といった人類が納得出来る論理すら全く介在しないのである。このような不合理な「祟り」の性質上、特に男性を中心として「祟りは迷信」として、頭で納得したいのである。しかし、残念ながら、人智を超越した不可解な「祟り」現象は、実際に生ずる。したがって、現代社会でわざわざ公言する必要も無いが、自然界や神仏に対する「畏れ」の感情を、人類は心底では持ち続けるべきであろう。
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==古来、祟るとされた動物==
[[稲荷信仰]]において[[キツネ|狐]]は神使とされ、[[三輪山]]信仰では[[ヘビ|蛇]]が神の仮の姿とされる。したがってこれらの動物を害した場合は報いを受けると信じられる。
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* [[荒魂・和魂]]
 
[[Category{{DEFAULTSORT:民間信仰|たたり]]}}
[[Category:神道|たたり民間信仰]]
[[Category:神道]]
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