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現在ではかつての地位は失われているものの、写研の系譜を受け継ぐものであることは一つのステータスとされる。たとえば[[平成丸ゴシック]]体が写研による[[デザイン]]であることや、[[鈴木勉]](と字游工房)や[[小林章]]などの書体[[デザイナー]]らが写研出身であることなどがよく語られる。
 
近年は低コスト・効率化を実現する[[DTP]]システムの発展・普及によりその座を譲り、営業所の数も縮小、システムの維持費などから対応するサービス・ビューロー(出力センター)も年々減少しつつある。ただし、高い組版クオリティを要求する[[出版社]]などからは現在も支持されており、[[本|書籍]]などにはその使用例を見ることができる。また、商業ベースの[[漫画]]の[[ネーム]]([[ふきだし]]内の[[台詞]])には現在も写研書体が用いられている(ただし、これもDTPによる置き換えが進んでいる。週刊少年漫画誌を例に挙げると、「[[週刊少年ジャンプ|ジャンプ]]」以外の雑誌は2009(「[[週刊少年マガジン|マガジン]]」の長期連載作を除き)2009年までに写研書体を全廃した)。
 
現時点ではDTP対応フォント製品として同社の書体は単体販売されていない。