「ダイハツ・コンソルテ」の版間の差分

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==概要==
ダイハツ工業は[[1967年]]11月に[[トヨタ自動車]]と業務提携を交わし、[[日野自動車]]とともにトヨタグループとなった第一作品として登場。[[トヨタ・パブリカ|パブリカ]]と共通のボディだが、エンジンはダイハツ製のFE型1000ccに換装されていた(後にトヨタ製の1200ccを追加)。フロントグリルとリアエンドは独自のデザインだった。ただし、パブリカに設定していたツインキャブ搭載モデルやバン/ピックアップといった商用車などは設定されなかった。車名の由来は“伴侶、提携”のイタリア語で、ダイハツとトヨタ、およびユーザーとの関係を意味している。
 
==歴史==
*[[1969年]]4月 新発売。当初はコンソルテベルリーナと称し、デラックスとスタンダードの2種の展開。型式名EP30。サスペンションは前輪ストラット/コイルで後輪はリジット/リーフ。
*[[1970年]]9月 マイナーチェンジでインパネのデザインを変更し、スピードメーターが扇型から丸型に変更。3分割グリルを採用。フロントディスクブレーキを装備したスーパーデラックスを追加し、ミッションも1~3速をクロスレシオに改良した。
*[[1971年]]6月 トヨタ製3K型エンジンを搭載したスポーティモデル、1200Sを追加。最高出力68PS/6000rpm、最大トルク9.5kgm/3800rpmで最高速度150km/hとなった。
*[[1972年]]1月 ビッグマイナーチェンジ。ベルリーナの呼称が外れる。1200Sは1200GSに名称変更、1000PSを追加。全長を50mm延長し、リアデザインをファストバックに近い形状にした。このモデルではパブリカとの部品共用は約75%となった。
*[[1973年]]5月 [[トヨタ・スターレット|パブリカ・スターレット]]の[[OEM]]であるクーペ追加。型式名EP40。グレード展開は68馬力の1200ccモデル(トヨタ製3K型エンジン使用)がGHLとGL。58馬力の1000ccモデル(ダイハツ製FE型エンジン使用)はHLとTL。パブリカ・スターレットのフリーチョイスシステムは採用されなかった。GHLはレザートップを標準装備。CMキャラクターは[[ケーシー高峰]]。
*1973年10月 スターレット4ドアセダン追加と同時に[[ダイハツ・コンパーノ|コンパーノ・ベルリーナ]]以来の4ドアを追加。グレード展開は1200がハイカスタムとカスタムの2種、1000はスーパーデラックス、デラックス、スタンダードの3種。同時に2ドアセダンがマイナーチェンジ、1000PSがカタログ落ちする。
*[[1974年]]11月 [[ダイハツ・シャルマン|シャルマン]]の発売に伴い、4ドアが廃止。コンソルテ4ドアの販売期間は1年間のみであった。
*[[1975年]]12月 1000ccモデルが50年排出ガス規制適合。この時点で国産1000cc乗用車はコンソルテのみとなる。
*[[1976年]]2月 1200ccモデルが51年排出ガス規制適合。エンジンが3K型から3K-U型(OHV)となる。
*[[1977年]]2月 マイナーチェンジ。1000ccモデルが廃止される(理由は51年排出ガス規制をクリアする事が出来なかった為)1200ccへ変更となった。
*1977年11月 販売終了。その後継車として再び1000ccエンジンを搭載した[[ダイハツ・シャレード|シャレード]]が発売される。